10月20日、任天堂のコードネームNXと呼ばれていた最新ゲーム機が発表になりました。

「Nintendo Switch」

数分間のイメージ映像だけなので性能他詳細は不明なので、実際のところはまだ良くわからないというのが映像を見た感想ですね。

発表後、任天堂の株価が下がったのも、具体的な数字が示されていないため、イメージ映像だけでは判断しかねるという面と他社の既存のゲーム機と比べて大差ないのでは?との感触が大勢を占めたためなのでしょう。

映像には、海外のビッグタイトルらしきゲームをプレイする場面があり、NADIA Tegra プロセッサーを採用することがわかっているので、PS4と同等程度の性能があるのでは?と想像することができます。Wii Uのにのまえにならないためにも、海外タイトルや国内の人気タイトルなどサードパーティ製のソフトの充実が必須であることは十分理解されているはずなので、PCなどから移植しやすい制作環境が提供されることと、6〜7年もたせるための条件として最低でもPS4Proなみの性能が必須であると考えます。ただ、PS4やXBoxと同等では先行している両機種に追いつくことはもう無理な気がします。

そのあたりの差別化が垣間見えるのが、3DSをはじめとする携帯ゲーム機と据置き機とをシームレス化するような形状の筐体でしょう。PS4とVitaの機能を一台で持たせているような感じ。一つのソフトで据置きでも携帯でも同じ性能でプレイできる。価格が例えばPS4と同等程度ならお得感があります。ただ、それだけだとたいしたインパクトは感じられませんよね。イメージ映像で読み取れるのはせいぜいこの程度なので、期待感がそれほど持てず株価に影響したのでしょう。あるのかないのか判断できませんし、あっても現時点では発表できないのかもしれませんが。でも、あっと言わせるプラスアルファがあることに期待したいです。


スーパーマリオ

ポケモン

スプラトゥーン

例えば、「VR」と「AR」。「VR」と「AR」兼用のヘッドセット。先行する「PSVR」より詳細で美しい映像体験ができる。酔や目の疲れが軽減されている。無線は難しくても、シンプルな配線で携帯端末に接続して使えるなど使い勝手が改善されている。マリオVRなど任天堂独自のおもしろいタイトル。ヘッドセットを付けて携帯端末のディスプレイでプレイすると3D+ARみたいなゲームができる。VRでも快適にプレイできるマルチプレイゲームの提供。(イカで色を塗る対戦ゲームをVRで気分良くプレイできれば楽しいように思います。)任天堂独自のソフトパワーは健在で、ポケモンやマリオの底力は侮れません。VRなど新し技術とソフトパワーをうまく融合させて任天堂ならではのゲーム映像体験が提示されることに期待したいものです。

個人的には、日本のゲーム機メーカーとして期待するところは大きいですので、最低限PS4並みの性能で、任天堂ならではのゲーム体験を期待させてくれるようなゲーム機なら絶対買いますから。

sumiyamo