事務所では「iMac」をメインマシンとして使っているのですが、大掃除のときにコンセントを引っ掛けて電源を落としてしまってから、立ち上がらなくなってしまったのです。
コンセントを差し替えて電源ボタンを押してもうんともすんとも反応しなくなり、ただの置物と化してしまいました。年末で仕事も終わっており時間をおけばもしかしたらと淡い期待を抱いて1月5日の仕事始めまで放置。期待も虚しく予想通り状況は変わらず・・・・・
アップルサポートに電話することに。
iMacを含めてAppleに修理依頼をするのははじめてのことだったので、記録のためにもその流れを書いておくことにします。
アップルジャパンサイトのサポートの「Apple サポートへのお問い合わせ」ページのフッターの最下部に小さく表示されている電話番号に電話します。
電話番号は、0120−993−993
電話する前に準備しておくことは、シリアル番号を確認しておくこと。
シリアル番号は、画面が表示される場合はアップルメニューから「この Mac について」で確認できます。
しかし、今回は立ち上がらないのでそこからの確認はできません。その場合は iMac本体スタンドの裏側にシリアル番号が記載されています。
電話に出たオペレーターさんには、
・シリアル番号
・名前
・電話番号(電話が切れた場合の掛け直しのため)
・iMacの状況確認
を聞かれます。
そして一応の対処法を試すよう言われるのですが、今回の場合は電源ケーブルをさし直してスイッチを押すことぐらいしかないのですぐに済みました。その上で修理依頼をするかどうかを確認され、依頼する旨を伝えると見積金額が伝えられます。
購入後6年が経過しておりアップルケア対象外なので実費が必要とのことで、57240円の負担。可能ならばハード内のデータを活かしておいてほしい旨伝える。(修理の状況によっては無理な場合があるが考慮する旨伝えるとのこと)また、治らない場合はどうなるのかと聞くと、データの保証はできないが、治らないことはないとのこと。
支払い方法は、カードか代金引換が選べます。今回は代引きを選択。
あと、ログインIDとパスワードを確認されました。
住所を伝え、ヤマト運輸の引取日時を指定して終了。
「修理のお申し込み完了のお知らせ」のメールが届く。
・修理対象機種の情報
・今後の手順
・見積金額記載(金額が増える場合は連絡あり)
指定の日時にヤマト運輸が引取に来る。
本体のみを引き渡すと、持参した専用の黒い大きなボックスにIMacを格納。修理対象の本体以外は送ってはいけない。(返却できないらしい)
翌日に「お客様の製品を受領いたしました。」とのメール連絡が届く。
修理状況の確認 Web サイトのリンクが添付されており、修理状況が確認可能。
その翌日に「発送のご案内」が届く。ヤマト運輸の伝票番号が添付される。
発送連絡の翌日に到着。
電源ユニットの交換だけで修理完了。35000円足らずの負担で済む。見積金額より多くかかる場合は連絡があるが少なくて住む場合は特に連絡はないようです。
データの消去無く修理前の状態のまま戻ってきました。違いはログイン設定が解除されているくらいでしょうか。ヤマト運輸に引き渡してから3日で戻ってきました。Appleの修理センターに到着したその日に修理を済ませ発送しています。1ユニットの交換という簡単な修理であったためとは思いますがそれでもかなり迅速な対応です。早くても1週間位はかかるのだろうとおもっていたので驚きです。
さすがAppleと感じさせられました。日本のメーカーではこうは行かないでしょう。
ある程度の仕事の停滞を覚悟していたのですが、ほとんど影響なく助かりました。それとバックアップの重要性に改めて気付かされました。今回はデータの消去なく問題はなかったのですが、万が一データが消去されていたらバックアップからの復元が必要になるので、もしバックアップができていなかったらと考えるとぞっとさせられます。今回のように前触れ無く突然動かなくなってしまったことでその重要性を再認識させてもらいました。