ロボット掃除機「ILIFE V3s Pro」が想像以上に使える件

先日の「Amazon Prime Day」で衝動買いをしたロボット掃除機「ILIFE V3s Pro」。

ルンバの下位機種で35千円〜40千円ほど、普通のだと60千円以上と結構なお値段なので自分の狭い部屋で有効活用できるのかちょっとお試し♪というわけに行かず、当分購入することはないだろうと思っていたのですが・・・

「Amazon Prime Day」でルンバの1/3〜1/4という1万円少々のお値段で購入できる機種があると知り、レビューもなかなかの高評価。これならちょっとお試し♪で失敗してもダメージは最小で済むかと、ロボット掃除機への興味が高まり衝動買いに至ったのです。

ロボット掃除機 ilife

入っているのは、本体・ベースステーション・電源コード・リモコン・替えブラシ・替えフィルター・ハケと至ってシンプル。本体をベースステーションにセットして充電が完了すれば使えるようになります。

ロボット掃除機 ilife
ロボット掃除機 ilife

画像:amazonより

前の方の2箇所に配置された三本足のブラシが回転してゴミを掻き出し、その真中に位置する吸込口からゴミを吸い取るという至ってシンプルな構造です。こんなのでちゃんと掃除できるのか?なんてちょっと思ったりもしたのですが・・・あなどるなかれ掃除終了後に吸引したゴミを確認するとホコリやら髪の毛やらごっそり吸い込んでいるではないですか!想像以上のお掃除能力を目の当たりにさせられてちょっと感動してしまいましたよ。

前方にはクション性のあるバンパーのようなカバーが付いていて壁や家具などに接触したときの衝撃を吸収するようになっています。壁に近づくと走行スピートを落として接触すると方向転換します。たまに勢いよく衝突することもありますがバンパーがうまく衝撃を緩めています。何度も何度も同じところを行ったり来たりしながら部屋の中をまんべんなく掃除し狭い空間にもうまく入り込んで掃除をします。

何度も同じところを行ったり来たりすることによってゴミの取りこぼしを減らしているようですね。それに壁際や家具と床の隙間のホコリを三本足の長いブラシがうまく掻き出して行きます。

ベッドの足や机や家具が障害物になっているのですが、本体サイズの直径31cm・高さ7.6cmで入っていけるところにはちゃんと入っていき掃除をしてくれました。なかなか優秀なAIを備えているようです。

ロボット掃除機 ilife

黄色い取っ手を引っ張ってゴミボックスを取り出します。

ただ、「ILIFE V3s Pro」を有効に活用するためには環境を整えておく必要があります。

・衣類やスリッパ・コード類といった小物類は床に置かない。
・椅子など移動できる家具類は机の上に置くなど移動させておく。

ようは、床の上から「ILIFE V3s Pro」の移動の障害となるものを極力排除しておくということです。

当然といえば当然のことなのですが、ルンバはどうなのかはわかりませんがこの「ILIFE V3s Pro」はコードが床に横たわっていると確実に巻き込んで停止します。夏物の薄いラグも押し込んで止まります。カーペットなどしっかりしたものなら乗り越えるのでしょうが、薄く軽いものは巻き込んでだめなようです。

なので留守の間に予約で掃除をさたいならこのあたりをちゃんと整えておかないと、途中でバッテリー切れで停止していて掃除できていないなんてことになってしまうでしょう。

とはいえ、障害物を取り除いてスイッチオンで健気に右往左往しながら床を掃除してくれる「ILIFE V3s Pro」を眺めていると愛おしくさえ感じてしまいます。機嫌よく掃除してもらうために家具の配置を工夫したりできるだけ床に物を置かなくしたりといろいろ工夫している自分がいたりします。

間違いなく自分で掃除機をかけるより念入りに時間をかけて綺麗に掃除してくれています。

という感じで、まだ3回くらいしか使っていないのですがすでに「ILIFE V3s Pro」のファンになってしまいました。1万円少々のお値段で想像以上の働きをしてこれほどの満足感を与えてくれるとは恐るべし「ILIFE V3s Pro」です。そしてAmazon Prime Day に感謝です。