東大路北大路(高野)を北に5〜600mほど行った東側にお店をかまえるラーメン店です。十数年前にこの場所に移転してきたときは、白を基調にした女性でも入りやすいカジュアルな店作りで、注目を集めていました。(今ならそんなお店はいっぱいありますが当時は斬新だったのです。)
20年ほど前にここより少し西の方で、女性ばかりでお店を切り盛りしている美味しいラーメン店として繁盛していたので、移転するにあたって女性を意識した店作りをされたのでしょう。
以来、行列の絶えない人気店としてラーメン激戦区で勝ち残っています。
10年ほど前までは、近くに住んでいたのでたまに足を運んでいたのですが、行列に並ぶのが嫌なのと、引っ越してからは全く足を向けていませんでした。
ということで10年ほどぶりの訪問です。
注文したのは「から揚げ定食」1120円。メニューはほぼ当時と変わっていないような感じがします。(値段も含めて)なんだか懐かしいです。
ラーメンは、白濁した濃厚な鶏がらスープながらスッキリした味わいで、麺はツルッとしたのどごしの良い中細麺です。薄切りチャーシューがたっぷり5枚ほどトッピングされ、シナチクと刻みネギ。そこにたっぷり「にらごま」をのせていただきます。
おそらく味わいは10年前とそれほど変わっていないのではないでしょうか。なんといっても10年ぶりなのでちょっとあやふやではありますが・・・とはいえ、当時味わったときにはかなりインパクトを感じる味わいであったのですが、今はそれほどでもありませんね。
何故かと言うと、この10年でラーメンもかなり進化して、高安と同レベル以上のラーメン店がいっぱい出店していて、スープにしろ麺にしろかなりレベルの高い美味しいラーメンが手軽に味わえる環境になり舌がこえてきたからです。
とはいえ、高安のラーメンが美味しくなくなったわけではなく、美味しいラーメンであることにはかわりありません。特に「から揚げ定食」のインパクトは当時感じたまま♪大きなから揚げが3個はかなりのボリュームで当時も食べきれずお持ち帰りしていました。
から揚げは、一切れがケンタッキーフライドチキンの1Pほどの食べごたえがあり、3個だとかなりのボリュームです。カレー粉がかり醤油の味がしっかりしみた味わいで少し粉っぽい衣も当時のまま。おかわり自由のご飯付きで1120円は安いですね。
私は、ライス小にしてもらってから揚げ2個お持ち帰りですが・・・流石に食べきれません。持ち帰ったから揚げをオーブンで温めていただくのも悪くありません。
この一乗寺界隈は、昔からラーメン激戦区でほんとにたくさんのラーメン店が出店しているのですが、そこは今も変わっていませんね。高安の向かい側に人気店キラメキのトリ系列の「キラメキの豚」なんていうのも出店していて、ちょっと気になってしまいました。