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『ELDEN RING』は、RPGのあり方を再定義した!かつて例を見ない超不親切なゲーム。本当に楽しめるのか?

2022年2月、やっとこれぞっていうタイトルが来ました!
「Horizon FORBIDDEN WEST」と「ELDEN RING(エルデンリング)」です。

2月の終わりから1ヶ月あまり
久々にゲーム三昧の日々を送りました。

「Horizon FORBIDDEN WEST」で約90時間
「ELDEN RING」が今の所160時間、
まだ終わりそうにありません。

「Horizon FORBIDDEN WEST」については
次回ということで、

今回は、「ELDEN RING」について
書いていこうと思います。

オープンワールドRPGを再定義したゲーム

「ELDEN RING」は、
オープンワールドRPGのゲーム性を
再定義したと言っても過言ではないでしょう。

どういうことかというと

広大なゲーム世界を

「自分の思うがままに自由に冒険する」

それを体現できるゲーム性に
仕上がっているゲームということです。

一般的RPGの定義とは

今までのオープンワールドRPGにおいては

メインクエストのクリアを目指し
その流れを追いながらゲームを進める。

その合間に発生する
サブクエストもこなしながら
ゲームの世界を楽しむ。

そんな感じに制作側が示す流れに添いながら
展開されるストーリーを追いかけるゲームになっています。

なので、次に追うべきメインクエストの
内容がクエストリストに表示されます。

サイドクエストについても同様で、

いずれも一目瞭然に
次に何をすべきかが確認できる仕様です。

制作側が意図したゲーム進行の流れを
最初から最後まで示してもらっています。

ある意味、親切に道案内をしてもらいながらの
冒険とも言えない冒険をしている感じです。

「ELDEN RING」が再定義したこと

「ELDEN RING」においても
メインクエストをクリアすることが
ゲームの最終到達地点であることは同じです。

そして、ゲームの物語性を厚くする
サイドクエストも設定されています。

では、今までのゲームと何が違うのか?

それは、
「クエストリストがないこと」
です。

さらにいうと、
ミニマップやステータス表示もありません。

戦闘時や確認のためにボタンを押すと
簡単なステータスが表示される仕様です。

どういうことかというと
次に何をするべきかが全く示されないのです。

広大なオープンワールドに
身一つで放り出されて

「あなたの好きなように冒険しなさい。」

と言われるようなものです。

まさに地図のない世界を
自分の力で切り開いていく冒険の旅の始まりです。

全くヒントがないわけではありません。

祝福と言われる灯火で回復ができて
次にある祝福の方向を示してくれます。

所々に落ちているアイテムや
宝箱の中のアイテムを確認することで
それをどう活用するのかが示されています。

サブクエストは、
NPCに話しかけることで受けられます。

ただし、何をするのかは
会話形式で語られるだけで
どこにも記録が残りません。

なので、自分で覚えておく必要があります。

でないと、どんなクエストを受け、次に何をするのか
全くわからなくなってしまうのです。

これまでのオープンワールドゲームの概念からすると
不親切極まりない、ユーザーを突き放す仕様です。

でもそういう仕様を採用した上で
ゲームを楽しませる工夫が凝らされています。

所々に散りばめられたヒントを求め
思うがままに冒険し、つかんだヒントを
読み解きながら旅を終わりを目指す。

そんなかつてない冒険を提供してくれるのが
「ELDEN RING」というゲームです。

かつて例を見ない不親切なゲーム

世界の地図も初めはベールに包まれています。

地域ごとの地図を見つけることで
詳細な地形や施設が表示されます。

地図を手に入れられる場所は、
それとなく示されてはいますが、
地形の高低があり簡単には辿り着けません。

とりあえずは、遭遇する敵を片付けながら
ルーンを稼ぎひたすらレベルアップに励みましょう。

レベルアップで力をつけ
初めに瞬殺された敵を撃破できた時の
快感は、ゲームを進める大きなモチベーションになります。

複雑な世界を探索して
思いがけず洞窟などのダンジョンを発見する
これもオープンワールドの楽しみの一つです。

はっきり言って、クエストとかはそっちのけで
オープンワールドを探索するだけで楽しいです。

たぶん、それだけで100時間は楽しめます。

その理由は、死にゲーと言われるソウルシリーズの
流れを汲んでいるからこそでしょう。

見つけたダンジョンに挑んでも
一筋縄では攻略できません。

何度も何度も死にながら
ダンジョンの構造や敵の動きをしり
自分なりの攻略法を考えないといけないのです。

どうしても攻略できない時は
一旦離れてレベルを上げてから再挑戦です。

そんなダンジョンがいっぱいあるのです。

攻略の順番なんて関係ありません。
自分の力が攻略できるレベルかどうかだけです。

自力での攻略は時間がいくらあっても・・・

実際、そんな感じの遊び方で
160時間あまり経ちました。

いまだに、最終目標がなんなのか
よくわかっていません。

多分、NPCとの会話をしっかり理解して
覚えておけばいいのでしょうが、
行き当たりばったりで聞き流しなもので・・・

なので、クエストについては
攻略サイトを参考にしています。

自分でメモをつけるなんで面倒ですから。

私には、多分、クリアするためには、
攻略サイトがないと無理な気がします。

そんな遊び方の私でも
「ELDEN RING」の世界を堪能し
十分楽しませてもらっています。

でも、それでいいんです。

攻略サイトやYOUTUBEの動画を参考にして
自分の知らない攻略法やサブクエストを見つけて
それに挑むのもエルデンリングの楽しみ方の一つです。

それで、世界観の理解が広がりまた楽しいのです。

ゲームクリアを考えずに
100時間以上楽しめるゲーム。

そんなゲームをかつて遊んだ記憶がありません。

そういう意味でも唯一無二の最高のゲームです。

「ELDEN RING」の楽しみ方

かつての「ソウルシリーズ」は、
ある意味、一本道のルートを辿ることで
クリアというゴールを目指すゲームでした。

「ELDEN RING」では、オープンワールドという
ゲーム性を取り入れることで、その概念を崩しました。

それも、普通の崩し方ではありません。

クエストという縛りを無くすことで
極限まで冒険に自由を与え
プレイヤー自身が行動の選択を楽しむ。

かつて無い、そんなゲームを作り上げました。

なので、「ELDEN RING」が楽しめるかどうかは、
プレイヤー自身の遊び方・楽しみ方にかかっています。

人によっては、何もできず途方にくれて
投げ出してしまうかもしれません。

そんな人を選ぶゲームなのです。

  • 死にゲーアクションのダンジョン攻略をひたすら楽しむ。
  • 広大なワールドを探索してお宝を集める。
  • クエストを探して「ELDEN RING」の世界観を堪能する。

ゲームクリアやトロフィー集めだけでなく
人それぞれにいろんな楽しみ方ができるのです。

でも、そんなとんがった挑戦も
ゲーム界に受け入れられました。

その証拠に、全世界出荷本数
1200万本
スタートでこれだけ売れているのです。

その評価も、「ゼルダの伝説B0W」につぐ2位。

エルデンリングは、素晴らしい結果を残しました。

私的には、ソウルシリーズの最高到達点とも言える
最高傑作です。

PS5を持っている方でも
PS5のデジタル版を無料ダウンロードできるPS4版がお得だと思います。

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