「そろそろ新しいワイヤレスイヤホンが欲しいけど、どれも高くて手が出ない…」
そんな悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。JVCから2024年2月に登場した完全ワイヤレスイヤホン「HA-Z251T-G」は、アクティブノイズキャンセリングや外音取り込み機能を搭載しながら、公式価格は11,000円(税込)、お店によっては6,980円からという驚きの価格で注目を集めています。
この価格で本当に満足できるクオリティなのか?今回は、JVC HA-Z251T-Gの性能を深掘りし、その実力と、どんな使い方をする人に特におすすめできるのかを詳しく解説していきます。
まずは、HA-Z251T-Gが持つ主要な機能と、その魅力をご紹介します。
HA-Z251T-Gは、手頃な価格でありながら、完全ワイヤレスイヤホンに求められる基本的な性能をしっかりと網羅しています。
この価格帯でノイズキャンセリングと外音取り込みの両方を搭載しているのは、HA-Z251T-Gの大きな強みです。
イヤホン選びで最も重要な「音質」においても、HA-Z251T-Gは期待に応えてくれます。
スマートフォンでのゲームや動画視聴で気になる音のズレ。HA-Z251T-Gは「低遅延モード」を搭載し、この問題を軽減します。実際に使用したユーザーからは「タイムラグが少なく快適にゲームを楽しめた」という声も聞かれ、エンターテイメント体験を向上させてくれます。
テレワークやオンライン学習で通話の機会が増えた今、イヤホンの通話品質は非常に重要です。HA-Z251T-Gは、高性能MEMSマイクに加え、「Qualcomm® cVc™ノイズキャンセルテクノロジー」を採用。これにより、周囲の雑音を抑制し、あなたの声をクリアで自然な音質で相手に届けることが可能です。急なミュートにも対応できるマイクミュート機能も搭載しています。
HA-Z251T-Gは魅力的な製品ですが、いくつかの点については留意が必要です。
同価格帯には多くの完全ワイヤレスイヤホンが存在します。HA-Z251T-Gが他の製品と比較してどのような特長を持つのか見てみましょう。
製品名 | HA-Z251T-G | Anker Soundcore A30i | Sony WF-C700N | Soundcore Liberty 4 NC | Jabra Elite 4 Active |
---|---|---|---|---|---|
価格帯(実売) | 約6,980円~11,000円 | 約8,000円 | 約15,000円 | 約13,000円 | 約13,000円 |
ノイズキャンセリング | やや弱め | 標準的 | 標準的 | 非常に強力 | 標準的 |
音質 | バランス良く聴きやすい | バランス良いが低音強め | 自然で高音質 | クリアで迫力ある低音 | バランス良い |
バッテリー(NC ON) | 6h/22h | 10h/40h | 7.5h/15h | 10h/50h | 7h/28h |
通話品質 | cVcでクリア | ややノイズ拾う場合あり | クリア | 標準的 | 非常にクリア |
防塵防水 | IPX4 | IPX5 | IPX4 | IPX4 | IP57 |
主な特徴 | 低遅延モード、3サウンドモード、通話品質 | 長時間バッテリー | コンパクト、DSEE | 強力NC、LDAC対応 | スポーツ向け、物理ボタン |
HA-Z251T-Gは、バッテリー持続時間やノイズキャンセリングの性能では上位モデルに及ばないものの、この価格帯で提供される低遅延モードと優れた通話品質は、競合製品と比較しても際立った強みと言えます。特にゲームや動画視聴、そしてオンラインでのコミュニケーションを重視する方には、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
HA-Z251T-Gは、手頃な価格でありながら、高音質と充実した機能性を両立した、非常にコストパフォーマンスに優れたモデルです。完璧な性能ではないかもしれませんが、価格以上の価値を十分に提供し、きっとあなたの期待に応えてくれるはずです。
JVC HA-Z251T-Gは、1万円以下の価格帯でノイズキャンセリング、外音取り込み、低遅延モード、そしてクリアな通話品質という、現代のニーズに応える多彩な機能を搭載した魅力的な完全ワイヤレスイヤホンです。JVCらしいバランスの取れたサウンドも健在で、多くのユーザーが満足できるでしょう。
特に、オンラインでのコミュニケーションが多い方や、スマートフォンでのエンターテイメントをより快適に楽しみたい方には、ぜひ一度お試しいただきたい製品です。HA-Z251T-Gが、あなたの音楽ライフや日々のコミュニケーションを、より豊かなものにしてくれるかもしれません。
View Comments