「ニコニコカドカワ祭り2018」で半額以下で買えると電子書籍を27冊購入後、読書意欲が盛り上がり勢いで続編発売済みのシリーズものも追加購入し最終的には42冊になりました。ちょっと買いすぎた・・・
自分でも何を買ったのかわからなくなりそうなのでちょっと整理しときたいと思います。
・「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」シリーズ 9冊
・「博多豚骨ラーメンズ」シリーズ 9冊
・「妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず」シリーズ 6冊
・「バチカン奇跡調査官」13〜17 5冊
・「夜見師」上下巻 2冊
・「狼と香辛料XIX Spring LogII」2〜3 2冊
・「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンXIV」13〜14 2冊
・「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか13」
・「オーバーロード13 聖王国の聖騎士 下」
・「ノーゲーム・ノーライフ10 ゲーマー兄妹は過去(ツケ)を払わされるようです」
・「櫻子さんの足下には死体が埋まっている キムンカムイの花嫁」
・「サークル 猟奇犯罪捜査官・厚田巌夫」
・「火焔の凶器: 天久鷹央の事件カルテ」
・「夜市」
で、合計42冊ですね。
とりあえず半分ほどは読めました。読んだ分だけでもざっと感想を・・・今の所はずれはなしです。
ただ今アニメ絶賛放映中の作品ですね。アニメを見ての原作購入です。透明人間・ループ・入れ替わり・ドッペルゲンガー・二重人格・タイムトラベル・タイムパラドックスなどなど、SF要素てんこ盛り。
スクールカースト・SNS・いじめ・空気読み・孤独疎外感・将来への不安などにさらされて心に歪みが生じた少女たちに起こる不思議な現象・・・都市伝説「思春期症候群」
主人公の咲太が図書館でバニーガールに出会うところからさまざまな「思春期症候群」に巻き込まれることになる。「思春期症候群」の現象を物理理論(シュレディンガーの猫・ラプラスの悪魔・超ひも理論・量子もつれなど)に当てはめてラノベ的厨ニ解釈で理屈付けすることで一本の筋を通して各話散らかることなくうまくまとめ上げられています。いじめやスクールカースト・疎外感など重くなりがちな(実際結構重い)物語をライトノベル的設定でいい塩梅で描ききっているところに好感を持てる作品です。思っていたよりしっかりした作品で一気読みできました。
次作からは大学生編のようですが、主人公たちが思春期とは言えない年齢になりつつあるのでどのような展開になるのやら。
人間(ホモサピエンス)と異なるDNAを持つ亜人(妖人)がいたらという物語。見た目は人間と変わらないが、泳ぎが得意とか視力や聴覚が優れているとか普通より秀でた能力を持つ人が昔から存在していた。DNA分析精度が上がりそんな人達がホモサピエンスと異なるDANを持つ妖人でることが確認される。彼らは人なのか人でないのか?そんな世の中で人より能力の優れる妖人が起こしたと思われる犯罪を捜査する部署(通称妖人対策課)が警視庁に置かれることになる。妖奇庵と呼ばれる茶室を持つ茶道家・洗足は妖人達に慕われている妖人で、人間と妖人をひと目で見分ける能力を持っており警視庁から妖人対策課を窓口に度々捜査協力を依頼されている。そんな妖人対策課に《妖人》と《妖怪》の区別もついていない新人刑事脇坂が配属され・・・
難しい気質の洗足とすぐに人の懐に入り込める人懐っこい脇坂が妖人にからむ事件の謎を解き明かす連作小説で、人と妖人の交流と軋轢が切なくも心温まるミステリー仕立てのストーリーになっています。一気読みするには少し重いのでこの作品はじっくり読み進めます。
ついに14巻で完結しました。なるほどそうきたか!のエンディング。物語の始まりとなる王女との約束・物語半ばでのメインヒロイン(のはず)の死、という伏線がこのエンディングのためにしこまれたものであったのかと納得させられました。物語の流れからハッピーエンドとはならないであろうことは想像できていたので、この落とし所はまぁー腑に落ちたかな?という感じでしょうか。真の英雄は語り継がれることなく後の世の平和の礎となる。最後まで愛する人たちのためだけに真っ直ぐなイクタ・ソローク、なかなかかっこいい生き方です。14巻一気読み間違いなしの作品です。
13巻。今回は、エルフ冒険者リューの過去の因縁にまつわる物語。引き続き人造迷宮に関わる事件が尾を引いている。毎度ながら強敵と敵対して苦戦するも仲間の助けで何とかしのぎ撃破するベル。今回は腕がちぎれ瀕死の状態から人魚の血で完全復活というほとんど反則技のような展開はちょっとやりすぎ?な感じ。まー面白いからいいんだけどねー。最後はリューとともに深層まで落ち、リリたちヘスティア・ファミリアのメンバーは予定外の階層主の復活に見舞われる・・・ところで次作に続く。
13巻。自作自演の聖王国動乱編が完結。次作は属国として治めることになるのでしょうか。20巻で完結予定らしいのでいよいよ終盤戦になっていきます。こちらも安定の面白さです。
10巻。だんだん内容がよくわからなくなってきた感じ。1年ほどたって続きがでても、前作の内容をよく覚えていないのでいまいち話がピンとこない。今どこにいるの?状態・・・。バカ話が多いけど駆け引きは複雑なので結局どうなった???で終わった感じ。一度読み直さないと話がみえない。
パンドラにつづく猟奇犯罪捜査官シリーズスピンオフ第2作。石上女史とガンさんが関わった警察官一家惨殺事件の詳細と二人の馴れ初めから別れまでを綴った作品です。読まなくても「猟奇犯罪捜査官」シリーズの話が飛んでしまう内容ではありませんが、登場人物のバックグラウンドが明らかになりシリーズの深みを増してくれるお話になっています。特に新しい展開や事件が明らかになるものではありませんがシリーズファンは必読です。
事件カルテ4作目最新作。今回、鷹央と小鳥遊は陰陽師の呪いによる人体発火事件を追うことになる。小鳥遊の救急治療中に眼の前で人体発火事件が起こり、二人は犯人と共犯ではと警察に疑われることに。スキャンダラスな事件でマスコミの注目を浴びてしまうと病院の信頼は地に落ち、責任問題から統括診断部廃止の危機に陥る。限られた時間内に鷹央は事件を解決し統括診断部を守れるのか!まさかあの看護師が《KAWASAKI1000》を乗り回していたとは・・・
シリーズ14作目。ばあやさんの慰労のため糠平に温泉旅行にでかけた櫻子さん御一行。タウシュベツ川橋梁の見学を兼ね糠平湖までフィールドワークにでかけたのだが・・・またまた獣に食い荒らされた遺体を見つけてしまう。自殺を匂わす遺書のようなメールを友人たちに送っていたことなどから自殺として処理されたのだが、遺体の司法解剖を担当した知人の青葉からもたらされた情報に違和感を覚えた正太郎は花房の関与を疑い櫻子さんの協力を得て独自に調査をはじめる・・・最終場面で青葉から正太郎に打ち明けられた情報はどういう意味を持つのか?大きな謎が提示され次回に続く。いよいよ物語も佳境にって感じでしょうか。
「博多豚骨ラーメンズ」を Amazon Preime Video でアニメ版を先日一気見したのですが、結構面白かったので小説も一気読みできそうですね。次に「博多豚骨ラーメンズ」シリーズ 9冊 を読めば、大人買いから1ヶ月以内には2/3程は消化でそうです。