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Anthem(アンセム)遊んでみました。

2月22日発売のオンライン専用ゲーム「Anthem(アンセム)」

実のところぼっちプレーヤーの私にとってはオンラインゲームは、敷居が高くあまり良いイメージがありません。「Destiny 2」は、接続エラーで遊ぶことさえできなかったり・・・でもPSPlusのフリープレイで遊ばせてもらった「ディビジョン」はではぼっちプレイながらそれなりに楽しめたので、もしかしたらとダメ元覚悟で「Anthem(アンセム)」にチャレンジしてみたのです。

Anthem(アンセム)

体験版では、日本語サーバーにアクセスできなかったりバグが多いなどかなり不評な状況だったようで、リリース後の海外評価もメタスコア60点と低評価。出だしはあまりパッとしない感じですね。

世界観

はじまりの日、神々はAnthem ―創造の《賛歌》を紡いだ。
創造が不完全に終わった世界。そこには様々な脅威がはびこり、人類は苛烈な環境を生き延びるのに必死だった。我らの生きる世界は、《賛歌》の力とそれを生みし神々の奏具が繰り広げる終わりなき闘争の世界。人類の命運は、人の手で造られた人を超える力を与える鎧、ジャベリン・エグゾスーツに身を包んだジャベリンの操り手達に委ねられている。フリーランサー、それが彼らの名だ。ーamazonよりー

という感じなのですが、はっきり言っていまいちよくわかりません。

人間が生活している地区以外の場所は、自然豊かで美しく資源に恵まれているものの凶暴な生物や無法者がはびこる危険な場所で、ジャベリンと呼ばれる武装スーツを着用して行動しないと出歩くことができない世界。フリーランサーと呼ばれる人たちがジャベリンを操り危険を犯して冒険に赴くことで、人間たちの安全な生活が確保されている。プレイヤーは、フリーランサーとして4種類のジャベリン・エグゾスーツを着こなして、様々な依頼をこなすべく外の世界を冒険する。

ジャベリン・エグゾスーツ

初めてプレイするときに1体選択する必要があります。レベルが上がると選択できる機体が増えていきますが、当面ははじめに選んだ機体で遊ぶことになるので慎重に選びましょう。私は「ストーム・ジャベリン」を選択しました。ストームは火・氷・電気などのスキルが使え飛行能力が高いジャベリンで遠隔攻撃が得意な機種です。(ガード性能が低いので近接戦にはあまり向いていないです。)唯一、マントを羽織った機体でデザイン的に惹かれるものがあり選んだのですが、ホバリングしながらスキルで敵を攻撃するのが爽快で気に入っています。

以下、ジャベリンの紹介は「Anthem HP」より引用しています。

レンジャー・ジャベリン

フリーランサーとセンチネル両方から支持される象徴的なこのスーツは、その汎用性から優れたものとなっています。強力な攻撃力、堅牢な防御力、そしてあらゆる状況に対応可能な兵器…レンジャーはチームに必要な何でも屋です。

コロッサス・ジャベリン

繊細さよりも小隊を撃破できるような大型火器が欲しいという人は、この巨大な戦闘兵器で純粋な破壊の力を解放しましょう。すべてのジャベリンは2つの兵器を装備することができますが、重火器を操れるほど頑丈なのはコロッサスだけです。

ストーム・ジャベリン

ストームはプラグインを通して「賛歌」の純粋なエネルギーと繋がることで、戦場のホバリングしながら攻撃することができます。強力なプラグインと最低限の装甲のため、ベテランのランサーですらも乗りこなすのは難しい暴れ馬のようなジャベリンです。

インターセプター・ジャベリン

インターセプターは敵の懐に入り込んで攻撃し、相手が反応する前に間合いの外に逃れる一撃離脱を得意とします。疾風のごとき機動性で大きな攻撃力を引き出すインターセプターの前では、不可能なことはないでしょう。

遊び方

協力プレイ(マッチング)

普通に遊び始めると、ストーリを追いながらプレイすることになります。ストーリーは登場するNPCからの依頼を受ける形で進んでいきます。基本的にパーティを組んで攻略するものでミッションを選ぶとほかメンバー3人とマッチングされ4人でミッションに臨みます。表示に従い目的地まで移動して戦闘や探索をこなすのです。マッチングされるメンバーは特に縛りはないようで全員同じ機種であったりレベルも差があったりします。(始まったばかりなので極端に高いレベルのひとはまだいないようですが)

戦闘も各自自由に戦う感じで特に連携する必要はありません。当然連携できれば効率的に敵を倒すことができるので連携できるに越したことはないのですが、それをしないと気まずくなるとかそんな感じは全くありません。協力し合うことといえば戦闘不能になった機体を助けることくらいでしょう。戦っているうちに阿吽の呼吸で協力し合えたりすることもありそんなときはなんとなく一体感を感じたり・・・

そんなゆるい感じの協力プレイがワタシ的には心地よく感じています。

フリープレイ

フリープレイを選択すると、オープンワールドを自由に行動することができます。近くで発生しているミッションに飛び入り参加したりもできます。素材を集めたり一人でギャング団に挑んだりして、課題をこなし経験を積むことで上位ミッションが開放され挑めるようになったりするので、フリープレイをこなすことも重要です。

レベル上げ

レベル上げは戦闘経験値を積み上げることで上がっていきます。協力プレイをすることで共闘による経験値が加算されシングルプレイより経験値が溜まりやすくなっています。スキルアップの方法はよりレベルの高い武器やMODをジャベリンに装着してジャベリン・スーツを強化していくになります。ミッションをこなすことで武器やMODを獲得でき、困難なミッションに挑むことでよりレベルの高いアイテムが手に入るのです。

経験値が上がると、扱えるジャベリンの数が増えたりMODの装着数が増えたりしていきます。

ゲームプレイ感

とりあえず3日間遊んでみた感想は、なかなか楽しい♪ですね。基本マッチングによる4人での協力プレイなのですが、特に他のメンバーに気を使うことなく自由に戦闘などをこなしていればいいのがいい感じなのです。一人何もできずに他のメンバーに迷惑をかけているのでは・・・などと感じることはまずありません。フリープレイで一人で広い世界をうろついているより協力ミッションをこなしている方が楽しかったりするのです。このあたりは以前のオンラインゲームでは感じられなかった事です。

自由に飛び回ったりホバリングしながら戦闘をしたりと今まで経験したことのないプレイ感が新鮮で楽しいのです。それに、豊かな自然・荒廃した遺跡や施設、すべてにおいて映像表現がリアルで美しい♪

ミッションはだいたい同じようなパターンではじめのうちは新鮮な戦闘を楽しめますが飽きが早いかもしれません。ただ、ジャベリンの機種を変更することで戦闘方法が大きく変わって来ることからレベルを上げてジャベリンが開放されれば、最終的には4体のジャベリンが利用できるようになりそれぞれの機種をカスタマイズしていく楽しさもあるでしょう。

遊び心地

オンラインゲームでいつも問題になるのがサーバー環境ですよね。つながらないなんて問題外。(私の場合デスティニー2が接続エラーで遊べない)繋がりにくかったりエラーが頻繁に起こったりすればいくら面白い内容のゲームであっても遊ぶ気にはなりません。Anthemもβテストでいろいろとエラーが発生していて心配されていました。リリース時点では大きな問題はほぼ解消されているようです。ただ、頻繁にロードが挟まれ長いとうい不満の声も多いようです。ただ、私の環境では(PS4Pro・SSD)それほど気になるロード時間ではありません。確かにロードの差し込みが多少多いかと気にはなりますがいらつくほどではないですね。でも初期のPS4であったり通信環境によってはストレスを感じることがあるかもしれません。

プレイ途中のエラーも何度かありましたし、ランダムにミッションに参加するモードに繋がりにくかったり不具合も散見されます。でも、オンラインゲームではよくあることでサービスを継続しながらバーションアップで改善されて行くでしょうからそのあたりはおおらかに捉えておけばいいのではないでしょうか。

一番不満に感じているのは、日本語への吹き替えです。ミッション途中に通信が入る形で説明や指示があるのですが、日本語に吹き替えされていないため字幕表示されるのですが、戦闘中や移動中だと字幕に目が行かず読むことができないのです。ミッション遂行のための指示がされたりミッションの背景が説明されたりしているのですが読めないので理解できず、次に何をすればいいのか、今何をしているのかがわからない状態でミッションをこなしていることがママあります。英語が理解できれば通信を耳で聞き取りミッションにリアルタイム感がでていいのでしょうが、リアルタイムの字幕表示では確認すらできないのです。

せめて、今何をすべきなのかを画面のどこかに表示させておくとか、ミッション中の指示は日本語で吹き替えするとかの対応をしてもらわないとミッションをこなす面白さが、しいてはゲームの物語の理解度にも影響して面白さが半減してしまうことにもなりかねません。

sumiyamo