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MacBookPro 13-inch Mid 2012 のHDDをSSDに交換

MacBookPro 13-inch Mid 2012モデル

プロセッサ  2.5 GHz Intel Core i5
メモリ    16 GB 1600 MHz DDR3
グラフィック Intel HD Graphics 4000 1536 MB
OS      OS X EI Capitan 10.11.

「Macbook Pro 13 は、外付けSSDで最新OS10.14をインストール」 の記事で書いた様に、SSDを外付け起動ディスクとして最新OS:Mojaveをインストールして使っていました。

サクサク動くしMojaveにも特に不満なく使っていたのですが、Web上の作業や普段使いでは問題ないものの、バナーを作るとか、CSVデータの加工とかたまにするちょっとした簡単な作業でも、EI Capitanで使っていたソフトが使えなかったりして少なからず不便を感じ始めていました。

内蔵HDDから起動すれば、EI Capitan が使えるのですが、一度サクサクと動くMacの動作を経験するともっさりしたEI Capitanを使う気にはならなくなります。

なので代替ソフトを探して使ったりしていたのですが、使い勝手が違うとやっぱりストレスで使い慣れた作業環境のほうがいいと言うことで、最新OS Mojaveは諦めることにしました。

HDDをSSDにデータをコピーして入れ替える

SSDで起動するだけで古いMacでもサクサク動くことを実感できたことから、HDDの EI Capitan データをSDDで起動すべくHDDをSSDに交換することにしたのです。

作業手順1:SSDにクローンを作成する

まず、外付けドライブとしてMojaveをインストールして使用しているSSDに内蔵HDDのデータのクローンコピーを作成しました。

方法は、「Option+R」同時押ししながらMacbookProを起動します。これで「macOSユーティリティ」が立ち上がります。一番下に表示される「ディスクユーティリティ」を選択して「続ける」ボタンをクリックして「ディスクユーティリティ」を立ち上げます。

ここでSSDを選択して上部の「消去」を選択してSSDを初期化します。名前は「Macintosh SSD」にしました。フォーマットや方式は表示されているままでいいでしょう。(ここで消去するディスク指定を間違えると大切なデーターが全部飛んでしまうので慎重に!)

初期化が完了すれば、次に初期化したディスク「Macintosh SDD」を選んで「復元」をします。「消去」の隣に「復元」が表示されていればそこをクリック。表示されていなければ最上部のFiederメニューから選択することができます。

”Macintosh SSD”に復元しますか?

と表示されるので

復元元:Macintosh HD

を選択します。

これで内蔵ディスク「Macintosh HD」のデータを初期化したSDD「Macintosh SSD」にクローンコピーを作成できます。ここでもディスク指定を間違えるとデータが飛んでしまうので重々慎重に指定しましょう。

復元完了までは、データー容量により変わりますが、数時間かかります。

作業手順2:内蔵HDDをSSDに交換する

Macbook Pro のカバーを開けて内部にアクセスする必要があるので作業のハードルが上がります。失敗したらMacbook Pro がオシャカになる可能性もあるので慎重に作業しなければなりません。

Macbook Pro 裏側の10ヶ所のビスを外しカバーを開けます。

上記画像は、SSDに交換後の画像です。「SUMSUNG」と書かれている部分がSSDになります。

交換作業は至って簡単でした。

ネジが2つついたバーを外すとHDDを取り外すことができるようになります。

青で囲った部分をHDDからSSDに差し替えます。

HDDについていた固定用ネジ4本をSSDに付け替えます。

このネジは特殊な形状なので外すのに「トルクスドライバー」が必要になります。

固定ネジを溝に合わせてSSDを固定し、固定バーをセットします。カバーを戻せば作業完了です。

作業時間10分程度の簡単な作業でした。

作業手順3:「TRIM」機能を有効化する

Macbook Pro の電源を入れると HDDからコピーした EI Capitan が立ち上がります。

パスワード入力画面まで28秒。パスワードを入力してSafariを使えるようになるまで1分弱。かなり早くなりました。HDDのときにはSafariが使えるようになるまで3〜4分かかっていました。Photoshopのような重たいソフトでも十数秒で立ち上がります。やっぱりSSDの効果は抜群です。

このままでもいいのですが、「TRIM」機能を有効にすることでSDDの読み書きが最適化されデータ量の増加による動作の遅延を防ぐことができるらしいので、これを有効化することにします。

最上部のアップルマーク>この Mac について>システムレポート>SATA/SATA Express の TRIMサポート: を確認すると いいえ となっています。これを はい になるように変更します。

アプリケーション>ユーティリティ>ターミナル を起動します。

表示された画面の続きに sudo trimforce enable と入力しEnterキーを押します。

Password: と表示されるので、起動時に求められるパスワードを入力しEnterキー入力。入力した文字列は画面上は表示されません。

たくさんの英語の文字列が表示され、最後に (y/N)? と聞いてくるので y と入力。

再度たくさんの文字列が表示され、最後に (y/N)? と聞いてくるので y と入力。

このあとしばらくすると自動的に再起動されます。これで「TRIM」有効化作業は完了です。

この Mac について>システムレポート>SATA/SATA Express の TRIMサポート:はい になっていることを確認しましょう。

sumiyamo