思いの外簡単に設置できたプロジェクターではありますが、やっぱり自室に80インチのスクリーン設置は、かなり威圧感があり、三脚で配置したプロジェクターも結構場所を取る事になりました。なのでプロジェクターの設置は大きなAV環境の変化を伴うものとなり、30インチテレビと27インチ4Kディスプレイやゲーム機器などの配置見直しが必要になるのでした。
amazon prime day で「移動式ディスプレイスタンド」も(¥ 6,375で)購入し、先週末は大幅な模様替えの作業になりました。
HANA&KINAKO
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【4500ルーメン&1080PフルHD】
最新のLCD技術を採用したLEDランプの明るさは4500ルーメンを持っていて高輝度で部屋が明るいままで映像をくっきりと鮮やかに投写することが可能。ネイティブ解像度は1920*1080でリアル1080PフルHDで 4KフルHD対応です。
【高コントラスト& 大画面】
高コントラスト5000:1で細かいところまでにしっかり投写させて、鮮明な画像をお楽しめます。投射距離(約1.7m-9.2m)によって50-300インチの大画面で、リアルな臨場感があり、家族と大画面を楽しみましょう。 ( 推奨投影距離は3mぐらいです) 高品質の映像や音楽を投写できます。
【高低音スピーカー&長寿命】
高低音スピーカーで、音質が同形の機械より 50%の音効効果を上げます。LEDライトの動作寿命が長いで、50000時間以上働かせることができます。
【互換性&専用収納ケース】
AV / VGA / USB/SD / HDMIなどのインターフェースを搭載してスマートフォン、ラップトップ、Fire TVスティック、PS4、X-Box ONE、Wii、Nintendoスイッチなど対応でき。専用収納ケース付き、持ち運びや保管が容易です。 AV、HDMI、および電源ケーブル付属。
【信頼できる3年間の保証】
信頼できるブランドVANKYOのプロジェクターである。すべてのプロジェクターはPSE、FCC、RoHS、CE認定を取得しています。日本語仕様書付き、詳しい使用方法が欲しい場合、VANKYOサポートにお気軽にお問い合わせください。
ブランド | Vankyo |
商品重量 | 2.6 Kg |
梱包サイズ | 30.8 x 23.2 x 10.5 cm |
メーカー型番 | Vankyo -V600 |
カラー | 銀黒 |
商品の寸法 幅 × 高さ | 23.2 x 10.5 cm |
ディスプレイ最大解像度 | 1080p Full HD・ 4KフルHD対応 |
以上 amazon より
まずは、プロジェクターの電源を入れてスクリーンに映像を表示させます。その際にレンズキャップを取っておきます。本体に操作ボタンがありますが、リモコンにも同様の機能があり、リモコンで操作するほうが手軽で簡単です。
三本線のボタンが設定画面表示で、押すと言語選択画面が表示されるので「日本語」を選択します。ピントが合っていない場合は、レンズ上部の「FOCUS」を回してピント調整をします。その下の「KEYSTONE」は台形調整です。表示が長方形になるように調整します。可能ならスクリーンの真正面に本体を配置するのがBESTです。余分な調整が少なくて済むため簡単な調整できれいに表示させることができます。
三脚の位置と高さ調整・「FOCUS」調整・「KEYSTONE」調整でスクリーン中央に映像が長方形に表示されるように合わせられれば調整完了です。
三本線のボタンを押すと設定画面が表示されます。好みに合わせた設定の変更が可能です。
画面の明暗・コントラスト・色合いなど表示映像に合わせて変更できます。ダイナミック・標準・柔らかいなど予め設定されているモードがありますが、ユーザーモードでは自分の好みの設定を登録できます。
温かい・寒いなどのワンタッチで選べるモード設定がせれている。ユーザーモードで好みの設定登録が可能です。
オフ・低・中・高の設定ができます。
天井吊り下げや反転表示などで使うときはここで表示設定変更ができます。
通常は100%表示ですが、設置場所の関係でスクリーンから映像がはみ出すような場合、75%までの(1%刻みの)縮小表示が可能です。
標準の他、映画・スポーツ・音楽などのモードが設定されていて、低音強調や高音重視などシーンに合わせた最適なバランス設定が登録されています。映画は低音が強くなる設定で標準より低音が響く設定になります。
ステレオの左右バランスの調整ができます。
チェックを入れるとどういう基準化はよくわかりませんが、最適な音量調整をしてくれるようです。
出荷時設定に戻すなどの設定画面が他にもありますが、鑑賞にあたっての調整は上記の設定変更で好みに合わせた設定が可能になっています。
高級感はないもののチープな感じではなく、スクエアで落ち着いた色合いのシンプルなデザインは、昔のビデオデッキやアンプなどを思い出させる感じのもので、安心感というか安定感のあるデザインでワタシ的には好印象で気に入っています。
とりあえず、PS4Proを接続して amazon prime video ・ torne の録画&TV映像・PS4のゲームを表示させてみました。
スクリーンに投影して映像を表示させるので部屋の環境によって見え方が大きく変わります。自室の環境はカーテンで窓からの光をほぼ遮蔽している状態で小窓から若干の光が入っている日中なら薄暗い状況です。部屋の照明はLEDライトで、つけると普通に明るい状態になります。
普段どおりの照明点灯状態では、色合いが白く飛びながらも映像は普通に見ることができます。照明を半分程度の明るさに落とせばそれほど違和感はなくなります。ほとんど落として薄暗い状態にすると鮮明な画像で楽しむことができます。
当然暗ければ暗いほど鮮明な画像を楽しむことができますが、薄暗い程度に照明を落として鑑賞すれば80インチのテレビを普通に見ている感じで楽しめるでしょう。
amazon prime video の「BOSCH」というオリジナルドラマを見たのですが、何も考えずに普通に見ている分には、結構鮮明な画像を80インチの大画面で楽しめかなり満足感の高い体験をすることができました。ただ、映像モードを切り替えたり色合いを気にしだすとやはり粗が目立ちだします。
一番気になるのがコントラストです。例えば普通に標準モードで見ているだけならこんなものかと特に違和感なく見ていられるのですが、ダイナミックモードに切り替えると明度や彩度が高く明るく色合いのメリハリがでた映像になります。柔らかモードだと明度を抑え彩度も低い少し暗い色合いの薄い映像で見ることができます。ダイナミックモードであれば明るい場面だと明るすぎて色合いがぼやけ、柔らかモードだと暗い場面の影になるような部分のディテールが暗くなりすぎ色合いを含めてかなりぼやけます。
ユーザーモードで変更してもそのあたりの微妙な映像表示設定の調整は無理でした。27インチの4Kディスプレイであればそのあたりは完璧に表示されるので一度それを見慣れると気になる部分ではあります。
コントラスト比が 5000:1 と映像作品を見るには高いと言える数値ではないので致し方ないでしょう。(とはいえ低価格帯のプロジェクターとしては高い数値ではあります)
torneで地デジ放送を録画したアニメを見ると80インチで表示させるとあらが目立ち色合いも微妙です。当然のことでしょうが、大画面表示できれいな画像表示をさせるためにはもとのコンテンツが高画質でなければいけないですね。
スピーカー性能としては、普通のテレビよりはいい感じくらいでしょうか。高音と低音のバランスを変えたモードが設定されていて、スポーツや音楽、映画など映像によって手軽に変えられるのはいいですね。ただ、音が後ろから聞こえてくるのと、放熱ファンの音が結構大きいことが若干気になります。
対策としては、スクリーンの近くにちょっといいスピーカーを設置するか、ヘッドフォンで楽しむかでしょう。わたしはとりあえず手軽にヘッドフォンを使って楽しんでいます。
スクリーンにきっちりおさまるように映像表示させるのは結構微妙な調整が必要で手間がかかります。微調整ができる三脚を使ってセッティングするのが一番やりやすいと思います。一番簡単なのがスクリーン真正面に長方形に表示させられる場所に設置することです。その場所からずれると縦横とも台形表示になるのでそれを長方形に調整するのが結構面倒です。
三脚を使わず同じくらいの高さの棚に設置しようと試みたのですが、その場合微妙な高さ調整をする器具が必要でプロジェクターの下に適当な台を置くだけではうまく調整できず断念しました。
同時購入した三脚は、頭の部分に平たい台座が設置されたものなのですが、台座部分の前上がり(後ろ下がり)の調整ができない(平面固定)ことが不便に感じます。カメラの三脚のように頭の部分の上下調整がついているもののほうが微妙な調整がしやすいでしょう。
高画質とは言えないものの十分に見られる画質で80インチの大画面映像を狭い自室で楽しめる。もうこれだけですごいことです。それも予算が3万円ほど。部屋を暗くしないととか三脚が邪魔とかそれなりの音響で楽しむならヘッドホンが必要とか若干面倒な制約はあるものの手軽に迫力ある大画面でドラマやゲームを楽しめることにはたいへん満足しています。
スクリーン投影なので画質はシャープさにかけ色合いも若干ぼやけた発色でディスプレイと比べると締まりのない画質であることは確かです。でもそのあたりは見比べなければ気にならず迫力ある大画面がそれらのことを補って余りある感じですね。
手軽にタブレットで楽しむのも悪くはないですが、やっぱり大画面で見た後では物足りなさが半端ない感じです。映画や海外ドラマなど腰を落ち着けて楽しみたいコンテンツは、間違いなくこれからは80インチ大画面です。
今年の amazon prime day もいい買い物をさせてもらえました。
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