以前は、このブランドがいいとか、どこそこの何々じゃないととか、何かにつけてこだわりを持っていました。洋服や身の回りの小物だけじゃなく、シャンプーや石鹸、コーヒー豆やオリーブオイルの種類、にいたるまで・・・
そういうことにこだわりだすとキリがない。で、あるときふと思うのです。
細かいことにこだわることにどれほどの意味があるのか?と・・・
こだわりを捨てて何か困ることがあるのか?と・・・
それからは、こだわりを捨て、出来る限りニュートラルでいるように心がけているところです。
そんな中で、唯一と言っていいほどわざわざ買いに出かけるのが「LISN」のインセンスです。
「LISN」のショップは、四条烏丸を下がった西側の「COCON」の1Fの奥にあります。ネットでは、「 LISN STORE」で購入できます。
別に香りにこだわりがあるわけでもないのですが、部屋に染み付くにおいはたまに不快に感じたりします。梅雨時だとなんとなくジメッとしてかび臭かったり、夏場のエアコンから吹き出す風のにおいが気になったり。焼肉臭やタバコ臭など外出時に体に染み付いたにおいが気になったり・・・そんなときに、「LISN」のインセンスを焚くと一発で解消されます。
一回焚くと、15分程度。多少の煙と香りが部屋に充満します。その時、部屋のあちこちに香り成分が吸着され、数時間程度いい香りが残ります。衣服や髪の毛や体にも香りが染付き自分からもいい香りが漂います。
お香なんて焚かなくても、芳香剤とかルームフレグランスとか置いとけばいいんじゃないの。と言われるかもしれませんね。私なりにアロマオイルとか棒を突っ込んで揮発させるフレグランスとかアロマキャンドルとかも試しましたがどうも合わなかったのです。
芳香剤やフラグランスは、ずっと部屋中に強い香りが漂い続けるし、アロマオイルはいいものは結構高くって種類が揃えにくいし、キャンドルは長時間火がついているので放置しておけない。などなど・・・
お香の香りは、焚いた直後が一番強くだんだん薄れ最後には全くにおわなくなります。なので数時間おけば手軽にいろんな香りが楽しめるのです。一日部屋でくつろぐなら朝の香り・午後の香り・夜の香りなんて感じでお香を楽しむのもいいかもです。結局、お香の香りが好きなんでしょうね。
手軽さやコストや香り、トータルで私には「LISN」のインセンスが一番使い勝手がよかったということでしょう。