７月１６日の「Amazon Prime Day」で購入した「Fire HD 10」が翌日に届きました。早い！Prime Day 終了後チェックしてみると、入荷予定が８月１６日になって完売してました。すごい数が売れたのでしょうね。通常価格の１６千円でもやすいと思うのですが、１万円で買えるとなるとそりゃ売れますよねぇ。
梱包は至ってシンプル。薄いダンボールの書類封筒みたいなのに入っています。
入っているのは、本体とコンセントアダプターとケーブル。それに簡単な説明書。
電源スイッチを入れると、購入者アカウントがすでに登録されているようでアカウントの確認があって本人であればそのまま設定へと続きます。とは言っても、WiFiの接続設定とソフトウェアのアップデート、SNS（FacebookとTwitter）の設定くらいだったかな？１０分ほどで終わります。後は、必要アプリを探してインストールすれば完了と言ったところです。
メールを設定は、普段使っているメインのGmailアカウントのメールを設定したのですが、その時アドレスやスケジュールも読み込んでくれるので、メールを設定するだけで登録済みのアドレスとスケジュールが同期されありがたかったです。（アドレスとスケジュールの同期をどうしたらいいのかな？と考えていたのです）
という感じで、設定とかで特に躓きそうなところはなく普通にやれば開封後１５分程度で使えるようになります。とりあえずざっくりと一度使ってみた感想を・・・
「Fire HD 10 タブレット」仕様
10インチ HDディスプレイ
高解像度1920×1200(224ppi)、1080pの10.1インチHDディスプレイを搭載。ワイドスクリーンで、鮮やかなカラーを映し出す、明るく見やすい画面です。 IPS技術と先進的な偏光フィルターにより、画面の反射が少なく、あらゆる角度で美しい画像を表示します。
大画面で色合い明るさなどバランスの良い見やすいディスプレイです。
プロセッサ
1.8GHz×２・1.4GHz×２のクアッドコアと2GBのRAMを搭載、前世代より30%高速化。アプリの起動はより速く、ゲームやビデオの再生はスムーズに。全体のパフォーマンスを向上させます。
Fire HD 8 以下は、1.3GHzのクアッドコアなので処理能力の差は大きいですね。持ち出ししない家使いならこの点からも Fire HD １０ 一択でしょう。
ストレージ
Fireタブレットシリーズ最大容量の32・64GB。microSDカード（別売）を使用すれば、ストレージをさらに256GB拡張できます。容量を気にせず、Kindle本、マンガ、音楽、写真、映画、動画、ゲームを思う存分お楽しみいただけます。
microSDカード２５６Gまで対応可能なので大容量のゲームアプリなどを入れないなら３２Gモデルで充分です。
バッテリー
1回の充電で最大10時間使用可能なバッテリーで、長時間お楽しみいただけます。通勤中や旅行先でも存分に活用できます。
家使いなので特に気にはならないのですが、１０時間持つなら必要充分なのでは？
カメラ
2メガピクセルのリアカメラを搭載。写真はもちろん、720pのHDビデオも撮影できます。フロントカメラは家族や友達とSkype等での無料ビデオチャットにもぴったり。
とりあえず付けときましたって感じのカメラです。これで写真を取ることはまずないでしょうからビデオチャット用程度と思っておけばいいのでは。
オーディオ
Dolby Atmos、デュアルステレオスピーカー マイク
はっきり言ってしょぼいので音楽やビデオを普通に楽しみたいならスピーカーは用意しておきましょう。
Wi-Fi
デュアルバンド a/b/g/n/ac
Fire HD 8 までは、a/b/g/n で ac は未対応なのでこの点もFire HD 10 一択です。
サイズ・重量
262 x 159 x 9.8mm 500g
サイズは、１０インチディスプレイなのでこんなものですが、手持ちで使うには重いです。なのでスタンドは必須で準備しましょう。
ホーム画面
AndoroidをアレンジしたFireOS仕様でAmazonのサービスを全面に打ち出した独自仕様になっています。おすすめ・ホーム・本・ビデオ・ゲーム・ストア・アプリ・ミュージックとAmazonが持つぞれぞれのサービスをカテゴライズした画面の設定です。清々しくAmazonのサービスに限定した画面分けでこれはこれでわかりやすく使いやすいのではないかと思います。
本・ビデオ・ミュージック
それぞれ Kindle・Prime Video・Prime Music のサービスに対応していて最近購入した作品のリストや読んだり観たり聴いたりした作品からおすすめが紹介されたりとそれぞれのサービスをより使い勝手良くより使ってもらえるように情報を選別集約して表示させています。
アプリ・ゲーム
アプリは「Amazonアプリストア」からの情報を集約した画面です。売れ筋ランキングやおすすめアプリなどが表示されています。ゲームはアプリストアから購入したアプリが一覧表示される画面になります。
ホーム・おすすめ
ホーム画面は購読中の本や視聴中のビデオが表示されたり、購入済みのアプリの一覧が表示されています。おすすめは、過去の購買行動から推測されるおすすめのアイテムや作品が一覧表示されます。
この様にあくまでもAmazonのサービス利用が前提の仕様になっていて、提携サービス以外の競合するサービスは完全に排除されています。楽天などのショッピングアプリやAbemaTVなどの動画視聴アプリやブラウザなど一般的なほとんどのアプリは利用不可となっています。
ディスプレイ表示について
1920×1200(224ppi)、1080pの10.1インチHDディスプレイは、発色もよく見やすいですね。iPad mini 2 からの Fire HD 10 ですが、特に違和感なく大画面な分文字表示設定なども大きくできて期待通りかなり見やすく感じています。
動画も引っかかりなどなくスムーズに表示され特に問題を感じることはありません。当然画面が大きくなった分動画も観やすいですね。
Amazonアプリストアについて
レビューなどで語られている通り、GooglePlay が使えないのでAmazon仕様の限られたアプリしかありません。Amazonのサービスと競合するアプリは当然使えません。WebブラウザですらSilkだけです。FireOSという独自仕様にわざわざ作り直し、格安のタブレットを提供して、その利用者をAmazonに囲い込む。至極まっとうなわかりやすいマーケティング施策でFireタブレットを購入している時点でこれに意義を唱えるのは愚かなことです。
ブック・ビデオ・ミュージックと最高レベルのサービスが提供されていて、Amazon Preim をフル活用するためのタブレットと割り切って使えるなら最高のコストパフォーマンスのタブレットと言えるでしょう。
とはいえ・・・
格安ながらそこそこの性能を備えたタブレットなので、GooglePlayの使い慣れたアプリも使いたいって思うのも致し方ありませんよね。Amazon仕様のFireOSはそれほどガチガチのアレンジがされているわけではないので、ちょっとした工夫でGooglePlayアプリが導入できるようになったりします。
ただそれをすると、万が一壊れた場合保証期間中であっても保証適応外となってしまいます。
Fire HD 10 の保証期間は１年です。（７や８は９０日）延長保証２年が３４８０円、バッテリーの無料交換が付きます。なので延長保証などに加入している場合は、やめておいたほうがいいでしょうね。払った保証料が全く無駄になってしまうのですから。（おそらくバッテリー交換も受けられない）
GooglePlayアプリの導入は、保証期間が終了してからか１万円程度なので壊れたら壊れた時と割り切れるなら試してみてもいいのではないでしょうか。
私は・・・ですか？
せっかく格安ながらそれなりの性能のタブレットなのだから、それなりに色々と使いこなしたいなーとは考えているところです。
Kindleunlimited & Musicunlimited について
Prime Day 限定で Kindleunlimited が２ヶ月９９円（１ヶ月９８０円）・Musicunlimited が４ヶ月９９円（１ヶ月７８０円）とあまりの格安設定だったので乗っかってみました。いわゆる読み放題聴き放題のサービスなのですが、Musicunlimited は、今の所そこそこ使えそうな感じを受けています。邦楽はあまり充実していないと聞いていたのですがそんな感じはうけませんね。新曲も聴き放題にラインナップされているし。（最近あまり音楽を聴かないのでそう思うだけかもですが）Prime Music とどれくらいの差があるのか要チェックです。
対してKindleunlimited は、使えませんね。これは人によるかもですが、私は全くだめです。好きなジャンルの読み放題対応書籍がほとんどない。（ちなみにミステリー・サスペンス・ホラー・SFジャンル）雑誌なんかはそこそこ充実しているようですが。数冊見つけたのを読んだら確実に解約です。
Prime Video は、まだよくわかりませんが比較的新しい有名タイトルは基本有料と考えておけばいいような感じです。もう少し使ってみないとよくわかりませんね。
ちなみに今は３０日間無料のPrime会員なので、とりあえずはタブレットやEcoを買ったので１年会員で継続する予定でいます。
“「Fire HD 10」このスペックで１万円はお買い得！” への2件のフィードバック