薄いサクサクとした衣、一口かぶりつくとぷりっとした食感にジューシーなエキスが溢れ出す・・・「牡蠣フライ」そろそろ牡蠣フライの美味しい季節になってきました。
貝類は、きらいじゃないけど新鮮じゃないと生臭くなりがちで砂を噛んでたりしてそれほど好んでは食べません。でも、牡蠣フライだけは無性に食べたくなる時があるんです。
近所の大手カレーチェーンでもお店の前にカキフライカレーとかのノボリが出てたりしているのが目についたりで、この季節じわじわと牡蠣フライの気分が盛り上がってくるのです。ファミレスとか安い定食屋とか近所のカレー屋さんでも気軽に食べられるんですが、冷凍食品の牡蠣フライはふっくらとした厚めの衣をまとっていて、パサッとした食感であまりよろしくない。
冷凍の牡蠣フライも以前と比べれば、かない美味しくいただけるようにはなってきていますが、やっぱり、この時期にいただく「牡蠣フライ」は、新鮮な生牡蠣に衣を薄くまとわせた揚げたてじゃないとね。洋食屋さんや大手チェーンでない居酒屋さんなんかに行くと美味しいのが食べられるんでしょうが、お一人様でましてや酒が飲めない身としてはやっぱり敷居が高い。
で・・・気軽においしい「牡蠣フライ」が食べたいときに行くお店が
「すし市場」
京都中央卸売市場の七条通から少し入ったところにある、ちょっと高級なお値段の回転寿司です。回転寿司なら一人でも大丈夫!お昼ごはんなんかで行き慣れているし。写真の牡蠣フライ、3個で400円(税別)2皿いただきき大満足です。
サクサクの衣に、噛めば牡蠣のエキスが溢れ出すジューシーな味わい。タルタルソースとウスターソースをたっぷり絡めて味わう「牡蠣フライ」は最高ですね。小さなお皿ながらたっぷり盛られた千切りキャベツもいいアクセントです。
他に、「ぐじの唐揚げサラダ」400円(税別)
ふっくらと揚がったボリューム感ある白身のお魚2切れ。それに野菜サラダ。こちらもなかなかいけてます。
それに、お寿司を「サーモン」「天然ぶり」「ホタルイカの沖漬け」の3皿。1皿180円〜240円
しめて、2400円と少々。
お魚類は、多分中央市場から入れていて新鮮だろうし、甘鯛とかノドクロとかの高級魚の品揃えもされていてお値段が張るのもわからないでもないのですが、安いイメージの付いている回転寿司としてはちょっとコスパが良くない感じです。職人さんが、目の前で魚を切り身にして握っているので高級感があり味も悪くないのですが、その前をレーンに載った寿司が回転しているとどうもね・・・
今のお店の作りなら、お値段をせめてもう2〜3割安い設定にするか、安い価格帯の品揃えをもっと充実させてほしい感じがします。ファミリーでお気軽利用の雰囲気で、おそらくそういう客層を狙っているのだと思うのですが、扱っている品揃えやお値段は、なにかチグハグで惜しい感じ。回転しない高級感あるお店なら納得かもですが・・・(お店にしたら大きなお世話ですよね。勝手なこと言ってすみません。。。)
でも、牡蠣フライをはじめ、一品物は400円〜600円ほどが中心価格帯で、こちらはコスパはいい感じです。一品を頼んで軽く一杯ならいいんじゃないかな。飲めないけど・・・
なにはともあれ、今季初の美味しい牡蠣フライがいただけて大満足です。