寺町高倉を北(四条方面)に100mほど行った東側。おいしいとの評判はよく聞くのでぜひ食べてみたいラーメンだったのです。いつも行列らしいので午後の営業が始まる17時30分を少し過ぎた頃訪問。すでに数組店内で並んで待っている状態です。食べ終えて店を出る頃には店外にも長い行列が出来ていました。
メニューは、「支那そば」が基本で、他に「鶏」限定で「和牛」「エビ」「あさり」などがあります。スープは白醤油を使った(白)と濃口醤油を使った(黒)から選びます。
初めてなので、とりあえず一番上の「支那そば」スープは(白)を注文。900円です。
スープはキレイに透き通った出し系です。うどんとかそばの汁のような味わいで旨味が強くほなかな甘さを感じられる上品な香りのスープで、一般的なラーメンスープとは一線を画しています。麺は柔らかい極細麺で全粒粉を使っているのかつぶつぶが混じっています。
トッピングは、大きなチャーシュー・メンマ・二種類の刻みネギ・海苔。
これ、なんのダシでしょうかね?カツオと昆布の和風だしに上質な鶏のスープをブレンドした感じ?細麺とスープの相性は抜群で、ラーメンというより蕎麦を食べている感じです。だから「支那そば」なんでしょうかね。
見た目は、脂分の少ない透き通ったスープであっさり系ですが、味わいは旨味の強いしっかりした味に仕上がったスープです。
並んでいる調味料も、うどん屋さんに並んでいそうなものばかりです。
癖になる味わいで、行列ができる人気店なのも納得です。違う味もかなり気になり、また行こうと思わされます。
追記(2020.05.13)
コロナで外出規制のなかではありますが通常通り営業されていました。18時過ぎの訪問でしたが流石にがらがら。10席のカウンターが間隔を開けて6席に。テーブル席は閉鎖されていました。テイクアウトメニューもあります。
普段なら行列が絶えない名店なので、並ばずに食べられるのはありがたいですね。(お店は大変でしょうけれど・・・)
注文したのは冷やし出汁そば(黒)1000円です。支那そばの冷たい版ですね。
トッピングは、鶏チャーシュー4切・タケノコの煮物・水菜・青ネギ・鰹節。わさび付きです。麺は猪一特製の超極細麺。
脂が一切浮いていないスッキリ透き通った猪一ならではのスープを冷たくしたものです。醤油風味の黒を選びました。
しっかり冷えた極細麺は、しっかりした歯ごたえでツユがしっかり絡みます。鶏チャーシューも脂感が全くなく歯ごたえのある食感のあっさりした味わいです。大ぶりに切られたタケノコは食べごたえのある甘辛い味付けの筍の煮物です。小皿でついてくるワサビを少量溶かすのもいいですね。
好みで、黒七味や山椒・とろろ昆布などを入れて味の変化を楽しめます。
空いている今のうちに後2〜3回は訪問して、色んなメニューを味わっておきたいですね。