
「そろそろ新しいワイヤレスイヤホンが欲しいけど、どれも高くて手が出ない…」
そんな悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。JVCから2024年2月に登場した完全ワイヤレスイヤホン「HA-Z251T-G」は、アクティブノイズキャンセリングや外音取り込み機能を搭載しながら、公式価格は11,000円(税込)、お店によっては6,980円からという驚きの価格で注目を集めています。
この価格で本当に満足できるクオリティなのか?今回は、JVC HA-Z251T-Gの性能を深掘りし、その実力と、どんな使い方をする人に特におすすめできるのかを詳しく解説していきます。
HA-Z251T-Gの魅力:価格以上の充実機能と使いや
まずは、HA-Z251T-Gが持つ主要な機能と、その魅力をご紹介します。
1. 納得の基本性能と手に取りやすい価格
HA-Z251T-Gは、手頃な価格でありながら、完全ワイヤレスイヤホンに求められる基本的な性能をしっかりと網羅しています。
- 最新のBluetooth® 5.3に対応: 安定した接続と、バッテリー消費を抑えた快適な使用感を提供します。
- 余裕の長時間再生: イヤホン単体で最大約7.5時間(ノイズキャンセリングOFF時)、充電ケースを併用すれば合計で約28時間もの長時間再生が可能です。ノイズキャンセリングONでも合計約22時間と、日々の使用には十分なバッテリー持ちを誇ります。
- 日常使いに嬉しいIPX4防滴性能: イヤホン本体はIPX4相当の防滴仕様。急な雨や汗をかくシーンでも安心して使えます。
- 選べる4色のカラー: ブラック、グリーン、ピンク、ホワイトの豊富なカラーバリエーションから、あなたのスタイルに合った一本を選べます。
2. 環境を選ばず快適に:ノイズキャンセリング&外音取り込み機能
この価格帯でノイズキャンセリングと外音取り込みの両方を搭載しているのは、HA-Z251T-Gの大きな強みです。
- ノイズキャンセリング: 電車の中やカフェなど、周囲の騒音が気になる場所でも、集中して音楽やコンテンツを楽しめます。
- 外音取り込み機能: イヤホンを装着したままでも周囲の音を自然に聞き取れるため、駅のアナウンスやレジでの会話など、周囲の状況を把握したい時に便利です。
3. JVCの音作りが光る:聴きやすくバランスの取れたサウンド
イヤホン選びで最も重要な「音質」においても、HA-Z251T-Gは期待に応えてくれます。
- クリアで聴き疲れしにくいサウンド: 高音はクリアで伸びやか、低音は量感と質感のバランスが良く、長時間聴いても耳が疲れにくいサウンドが特徴です。特にボーカルが際立つため、様々なジャンルの楽曲を心地よく楽しめます。
- 3つのサウンドモードでカスタマイズ: 「NORMAL」「BASS(低音重視)」「CLEAR(クリア重視)」の3種類のサウンドモードを搭載。気分や楽曲に合わせて音質を調整し、自分好みのサウンドを見つけることができます。
4. ゲームや動画がもっと快適に:低遅延モード搭載
スマートフォンでのゲームや動画視聴で気になる音のズレ。HA-Z251T-Gは「低遅延モード」を搭載し、この問題を軽減します。実際に使用したユーザーからは「タイムラグが少なく快適にゲームを楽しめた」という声も聞かれ、エンターテイメント体験を向上させてくれます。
5. オンライン通話もクリア:Qualcomm® cVc™ノイズキャンセルテクノロジー
テレワークやオンライン学習で通話の機会が増えた今、イヤホンの通話品質は非常に重要です。HA-Z251T-Gは、高性能MEMSマイクに加え、「Qualcomm® cVc™ノイズキャンセルテクノロジー」を採用。これにより、周囲の雑音を抑制し、あなたの声をクリアで自然な音質で相手に届けることが可能です。急なミュートにも対応できるマイクミュート機能も搭載しています。
購入前に知っておきたいこと
HA-Z251T-Gは魅力的な製品ですが、いくつかの点については留意が必要です。
- ノイズキャンセリングの効果は「ほどほど」: 本製品のノイズキャンセリングは、強力な遮音性を期待するよりは、「周囲の騒音を和らげる」程度の効果と考えた方が良いでしょう。完全に静寂な環境を求める場合は、より上位のモデルを検討することをおすすめします。
- フィット感や操作性には個人差も: 小型軽量で耳にフィットしやすい設計ですが、個人の耳の形によっては、装着感やタッチセンサーの操作性に慣れが必要な場合があります。もし不具合を感じた場合は、JVC公式サイトのサポートページで提供されているトラブルシューティング情報を参照すると良いでしょう。イヤーピースの変更や装着角度の調整で改善されることも多くあります。
競合製品との比較:HA-Z251T-Gの立ち位置
同価格帯には多くの完全ワイヤレスイヤホンが存在します。HA-Z251T-Gが他の製品と比較してどのような特長を持つのか見てみましょう。
製品名 | HA-Z251T-G | Anker Soundcore A30i | Sony WF-C700N | Soundcore Liberty 4 NC | Jabra Elite 4 Active |
---|---|---|---|---|---|
価格帯(実売) | 約6,980円~11,000円 | 約8,000円 | 約15,000円 | 約13,000円 | 約13,000円 |
ノイズキャンセリング | やや弱め | 標準的 | 標準的 | 非常に強力 | 標準的 |
音質 | バランス良く聴きやすい | バランス良いが低音強め | 自然で高音質 | クリアで迫力ある低音 | バランス良い |
バッテリー(NC ON) | 6h/22h | 10h/40h | 7.5h/15h | 10h/50h | 7h/28h |
通話品質 | cVcでクリア | ややノイズ拾う場合あり | クリア | 標準的 | 非常にクリア |
防塵防水 | IPX4 | IPX5 | IPX4 | IPX4 | IP57 |
主な特徴 | 低遅延モード、3サウンドモード、通話品質 | 長時間バッテリー | コンパクト、DSEE | 強力NC、LDAC対応 | スポーツ向け、物理ボタン |
HA-Z251T-Gは、バッテリー持続時間やノイズキャンセリングの性能では上位モデルに及ばないものの、この価格帯で提供される低遅延モードと優れた通話品質は、競合製品と比較しても際立った強みと言えます。特にゲームや動画視聴、そしてオンラインでのコミュニケーションを重視する方には、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
JVC HA-Z251T-Gはこんな人におすすめ!
- 初めて完全ワイヤレスイヤホンを購入する方で、機能と価格のバランスを重視したい。
- ノイズキャンセリングや外音取り込み機能を手軽に試してみたい方。
- テレワークやオンライン学習で、クリアな通話品質のイヤホンを探している方。
- スマホゲームや動画視聴を頻繁に行い、音の遅延が気になる方。
- JVCらしいバランスの取れた、聴き疲れしにくい音質が好みの方。
- 通勤・通学、軽い運動など、様々なシーンで使える万能なイヤホンを求めている方。
HA-Z251T-Gは、手頃な価格でありながら、高音質と充実した機能性を両立した、非常にコストパフォーマンスに優れたモデルです。完璧な性能ではないかもしれませんが、価格以上の価値を十分に提供し、きっとあなたの期待に応えてくれるはずです。
まとめ
JVC HA-Z251T-Gは、1万円以下の価格帯でノイズキャンセリング、外音取り込み、低遅延モード、そしてクリアな通話品質という、現代のニーズに応える多彩な機能を搭載した魅力的な完全ワイヤレスイヤホンです。JVCらしいバランスの取れたサウンドも健在で、多くのユーザーが満足できるでしょう。
特に、オンラインでのコミュニケーションが多い方や、スマートフォンでのエンターテイメントをより快適に楽しみたい方には、ぜひ一度お試しいただきたい製品です。HA-Z251T-Gが、あなたの音楽ライフや日々のコミュニケーションを、より豊かなものにしてくれるかもしれません。
“JVC HA-Z251T-G:コスパ最強の完全ワイヤレスイヤホンは本当に使える?ノイキャン・低遅延・通話品質を徹底検証!” への1件のフィードバック