数年前、京都駅ポルタがリニューアルした時に「一風堂」が出店しました。インバウンドもあり連日行列が絶えず全く入れそうになかったのですが、やはりコロナの影響を受けてガラガラではないもののお昼時でも普通に入れるようになっていました。
京都には美味しいラーメン店がたくさんあるので、チェーン店化した一風堂のラーメンを特別食べたいとは思わないのですが、京都駅近辺で食べられるラーメンとしては安心して入れるお店であることは間違いありません。
場所は、京都駅地下街ポルタの東端、地下鉄乗り場の近くです。隣はオムライスの北極星、斜向かいはパン屋さんのグランディールと周りには有名店が軒を並べているところです。
白丸・赤丸は、以前に大丸近くの店で食べたことがあるので今回は一風堂からか麺をいただくことにしました。ランチセットで博多ひとくち餃子+白ごはんが100円(税別)なのはかなりお得感があります。
辛い肉味噌とたっぷりのラー油が浮いた、豚骨ベースの担々麺って感じです。ほかトッピングは刻みネギともやしです。
スープはアツアツでかなり辛くはじめのうちは味がよくわかりません。頭皮から汗が吹き出し顔中が汗だくになりながらいただきました。コクのあるスープとかなり辛いラー油に肉味噌で担々麺と言われればゴマペーストの味は感じられないものの疑問に思わないでしょう。かなり辛い肉味噌とんこつラーメンです。一風堂からか麺は、辛い物好きの方にしかお薦めはできませんね。
麺は中細麺で普通です。京都の美味しいラーメン店でいただける自家製麺と比べては気の毒かもですが、小麦の風味やのどごしなどとはくらべものにならない、チェーン店の麺の味わいからは抜け出せていない麺とう感じですかね。とはいえ美味しくないわけではありません。好みの問題ではありますがふつうに美味しくいただける麺です。
博多ひとくち餃子は、なかなかの美味しさです。端にすこそ添えられた柚子胡椒がいいアクセントになっています。これが+100円でいただけるのはかなりお得感が高いです。
ランチとはいえ、950円(税別)は場所柄を考えるとリーズナブルに感じられます。京都駅地下街でラーメンが食べたくなったら一番の候補でチョイスしていいお店でしょう。