チゲ鍋がムショウに食べたくなることがあります。豆腐・豚肉・キムチ・春雨などの具材にコクとほのかな甘味のある真っ赤な辛いスープ。白ご飯とともに食す至福感がたまりません。
美味しいスープのポイントは、確か煮干し・アミの塩辛・あさりなんですよね。以前に、チゲ鍋の作り方を韓国系の方に教えてもらった事があります。ただ、食べたいと思っても韓国料理店に行かないと食べられないのでお一人様にとってはハードルが高い。最近は、ショッピングモールの中に韓国料理の店やスンドゥブなどをフードコートで手軽に食べさせるお店も増えたんですけどね。
そんなチゲ鍋（スンドゥブチゲ）がお手軽に食べられるお店があります。スンドゥブは「スン豆腐」で、「スン豆腐」とは、絹豆腐・柔らかい汲み上げ豆腐のことで普通の「豆腐チゲ」（ドゥブチゲ）とは区別されているようです。
そのお店は、京都の竹田と山科にある「韓丼」です。国道沿いのロードサイドのお店で、スンドゥブ・ビビンバ・カルビ丼などがファストフード感覚で食べられます。（韓国料理の吉野家的な感じかな）６００円〜１０００円程度で食べられるお手軽なお店です。
私は、スンドゥブ以外ほどんど食べたことがないのでビビンバなどについてはふれられませんが、スンドゥブについてはご飯の付いた定食が￥７２０とかなりのお手頃価格で、スープのお味はかなりいけています。石鍋でグツグツと煮え立って出てきます。スプーンにご飯を少しすくい崩した豆腐とスープにひたして口に運ぶ・・・たまらないうまさです。
具材の種類が、海鮮・ホルモン・牛すじ、豚キムチから選べるのですが、個人的には豚キムチ一択です。具材は、はっきり言ってお値段なりです。これが評価的に足を引っ張っているように思えてなりません。
ファストフード的コンセプトのお店としては難しいのかもしれませんが、お値段が上がっても、もう少しいい素材をチョイスする選択肢があればもう一段階美味しいお料理になると思うのでその点が残念ですね。
あと、「名古屋味噌スン豆腐」（定食￥８５０）もいけてます。
たぶん、山科店だけだと思うのですが、鉄板焼きのステーキがお手頃価格で食べられます。「ハラミ」「タン」「カルビ」。写真は、「ハラミステーキ」￥７００（単品）１５０ｇほどでしょうか、レアで焼かれ鉄板の余熱でちょうどいい具合に仕上げてかぶりつきます。柔らかくハラミならではの赤身のお肉の味わいです。甘辛い焼き肉のタレ風のソースにつけていただきます。￥７００は、かなりお値打ちで大満足です。
「ねぎ塩牛たん」は、昨今の食材の仕入事情からでしょう、お値段も￥１１８０（単品）とコストパフォーマンスが「ハラミステーキ」と比べるよあまり良くないですね。（「カルビ」はまだ食べてません。）
「韓丼」では、「スン豆腐定食」＆「ハラミステーキ」が、私の今のところの定番メニューです。
お店の詳細は、食べログを参照ください。「 韓丼 山科店 」
