もしかしたら、
「本を読む」から「本を聴く」が
読書の主流になるかもしれません。
3月から「Audible」が、サブスクリプションになりました。
月額1500円(初月無料)です。
値段は、変更ありませんが、
サービス内容が大きく変わりました。
もしかしたら「読書」という概念が
大きく変わるきっかけになるかもしれない
「Audible」とういAmazonのサービスについて
書いていきます。
Amazonの「Audible」というサービス
2015年からAmazonが提供している
定額制のオーディオブックサービスです。
サービス内容について
料金など
月額1500円で、
一冊3000円〜4000円程度で販売されている
オーディオブックを1冊読めるとうものでした。
それが、3月から大幅にサービス内容が変更され
Audibleで0円表示されているオーディオブックは、
読み放題となりました。
何冊聴いても(読んでも?)1500円と
ある意味、破格のサービスに変わったのです。
ラインナップ
Amazonの案内によると12万冊以上の
オーディオブックとポッドキャストが
聴き放題とさてています。
Audibleのページで
「会員限定聴き放題サービス」
「オーディオブック」
「日本語」
で、検索すると、
10000件以上と表示されます。
私の好物の「ミステリー」に絞ると
681件です。
「文学・フィクション」だと
4000以上
「ライトノベル」だと
1000以上
って感じです。
決して多彩なラインナップとは言えませんが
極端に選り好みをしないのであれば悪く無いでしょう。
ミステリーに関して言えば
まだまだな感じではありますが、
Kindleで2000円前後の最新刊もあり
とりあえずは楽しめそな感じですね。
Audibleには、Amazonも力を入れているようなので
これからもラインナップは増えていくと思われます。
村上春樹の書籍もオーディオブックで
聴き放題になるようですよ。
オーディオブックについて
オーディオブックとは、
ナレーターや声優が朗読したものを
スマホのアプリなどを用いて「聴く本」のことです。
実際、十数時間かけて本を朗読するという
作業をする必要があるので、
制作にはかなり手間がかかります。
なので、単体販売は2000円〜4000円と
紙媒体や電子書籍と比べて割高です。
国内では、「audiobook.jp」ほか数社が
オーディオブックサービスを提供しています。
が、Amazon Audible には敵わない感じですね。
オーディオブックを始めるなら
Amazon Audible 一択でしょう。
オーディオブックを利用するメリット・デメリット
メリットについては、
- ながら聴きができる
歩きながら、料理しながら、掃除しながらなど
耳を使わない時間を利用して聴くことができる。 - かさばらない、両手が空く
スマホとイヤホンがあればいつでも何処でも
本を聴くことができる。 - 目が疲れない
耳で聞くので、読書のように目が疲れません。 - 速聴・速読の練習ができる
倍速や3倍速など高速再生ができるので
速聴の練習になり、本を読みながら聞くことで
速読の練習もできたりします。 - 普段読まないような本と出会える
聞き流しができるので、
気軽に普段手に取らない本も聴くことができる。 - 読書量が増える
これは人によるでしょうが、
ながら聴きができて、さらに高速再生も可能なので
自然と本に触れる時間が増え読書量が増えます。 - 人気声優の朗読が楽しめる
「本好きの下剋上」は、井口裕香が
「転スラ」は、岡咲美保が朗読しています。
アニメの主人公が朗読してくれているのです。
デメリットもあります。
- 漢字や英語などの綴りが確認できない
同音異義の漢字や人名の綴りなどが分からない。
英語などの綴りが確認できない。 - 解説のためのイラストや表などが見れない
本によってはPDFをダウンロードで対応しているものもあるが、
写真などの資料は確認できません。 - 他のことに気を取られると分からなくなる
他のことに気を取られてしまっていても
再生は勝手に進むので注意が必要です。
デメリットもありますがメリットの方が
多いと思います。
金銭面を含めて余裕があるなら
スマホで電子書籍の文字を目で追いながら
3倍速くらいの速度で再生してみましょう。
漢字や人名も目で確認でき正確な発音も聞けます。
速聴と速読の練習が一気にできます。
きっちりとした正しい発音で
ゆっくり目に朗読さてれているので
慣れれば3倍速でも十分聞き取れます。
私の場合、普通に聴く時は
2倍速で聴いています。
電子書籍の読み上げで十分なのでは?
電子書籍をスマホの読み上げ機能を使って
聴けば、オーディオブックと同じじゃないの?
って思ったりしますよね。
私も初めはそんな考えでした。
実際、速読・速聴の練習のため
電子書籍を読み上げ機能で聴いたりしていました。
AIの読み上げは、漢字の音訓読みがまちまちで
人名の発音もいい加減な感じです。
なので読み上げだけ聴いていると
意味が分かりにくい場面が多く
文字を追いながら聴かないとダメですね。
速聴・速読の練習であるなら
読み上げを聴きながら読むのは効果があると思います。
でも、純粋にオーディオブックを聴くなら
プロの朗読の臨場感や発声力などその品質の差は
明らかでそこにお金を払うだけの価値があります。
Audibleを1カ月使ってみた感想
もうすぐ無料お試しの期間が終わります。
この間に聴いたオーディオブックは
12冊です。
Kindleで、電子書籍を購入すれば
18037円になります。
内容は、
- 三体三部作 5冊
- 黒牢城
- アルルカンと道化師
- テスカトリポカ
- 硝子の塔の殺人
- いなくなれ、群青
- 予言の島
- レゾンデートル
になります。
ながら聴きと面白い作品ばかりだったので
12冊も聴いてしまいました。
倍速でのながら聴きの威力は、すごいです。
私が、1カ月で12冊も読むことは滅多に無いことです。
頭に入ってくる感じは、読んでいる時と
ほとんど変わらないように思います。
すでに十分元がとれ
まだまだ、興味を引く作品があるので
当面は継続するつもりです。
あなたも、audible 無料で試してみませんか♪