キラメキノトリの鶏白湯ラーメン

河原町丸太町を少し上がった東側。
ポップなラーメンと鶏のデザインの看板が特徴のラーメン店です。

最近、一乗寺や百万遍ほか同じようなデザインの看板が目につくようになりちょっと気になっていました。調べてみると、みんな姉妹店で京都市内に5店舗出店されています。

キラメキノトリ

濃厚な鶏スープとまぜそばがメインのようですね。

キラメキノトリの前の河原町通は毎日のように通っているので機会があれば食べに行こうと思ってはいたのですが、小さいお店で駐車場がなく前を通る時間帯は結構混んでる感じだったのでなかなか足が向きませんでした。

今回は、夕方の開店間際の時間帯だったので、近くに駐車場があればとまわりの通りをグルっと回ってみるとお店の南側の通りを入ったすぐのところにコインパーキングを見つけました。お店もまだ空いてそうだったので車を止めて初訪問することに。

入店時は半分くらい席が埋まっていたのですが、しばらくするとほぼ満席に・・・いいタイミングで入れたようです。

初めてなのでラーメンをと言うことで、鶏白湯ラーメン¥750-を注文。
と言っても、今流行りのチケット購入です。

ラーメンだけでは物足りなさそうなので味噌からあげ¥350-も。
待つこと10分ほどで「鶏白湯ラーメン」が出てきました。

キラメキノトリ 鶏白湯ラーメン

白い大きな丼に盛り付けられたラーメンはなかなかおしゃれな感じ。

麺とスープにどんとチャーシューが乗っていて、後はネギとシナチク。至ってシンプルな盛り付けです。

麺は、ストレートの中太麺。ツルツルシコシコの茹で加減でなかなか美味しい麺です。

スープは、こってりとした濃厚なもので、煮込んだためか醤油の色合いかわわかりませんが少し茶色く色づいたスープは、白湯というイメージではありません。(私的には白湯と言うと鶏鍋の様な真っ白なさらっとしながらとろみのある感じなのです。)

トータルなイメージを一言で言うと、「上品な天下一品」と言った感じ。

天下一品のこってりスープ程の濃度と臭みはないものの、鶏を煮込んだ濃厚なスープの味わいはよく似ていて、ラーメンのシンプルな構成もそっくりです。上品なとついているのは、チャーシュー・シナチク・麺・スープそれぞれに丁寧な仕事が伺えると言うか、こだわりが感じられる言うか、そんな感じです。なかなかに美味しいラーメンですよ。

最近オープンしている人気ラーメン店全般に言えることですが、素材や調理方法にこだわった丁寧な仕事の一皿を提供しようとの努力が伺えます。古くからの人気店と勝負するためには必要な事ですね。ただ、必然的にラーメン一杯のお値段がそれなりのお値段になってしまうというところにつながっていくわけではあるのですが。

そして、ラーメンを食べ終わりかけた頃に「味噌からあげ」が出てきました。

キラメキノトリ 味噌からあげ

一枚のもも肉を唐揚げにして、食べやすく切って提供されています。

味噌ダレに漬けた鶏肉を唐揚げにした感じでしょうか。鶏肉自体がタレに長時間漬け込まれていたせいか肉汁を感じるようなジューシーさはなく味噌の風味もあまり感じることができませんでした。衣は片栗粉の粉っぽさが少し残ります。若干揚げ過ぎな感じの唐揚げは改善の余地ありといったところです。

唐揚げについては少し期待はずれな感じではありますが、「鶏白湯ラーメン」はおすすめの逸品です。次回訪問の際は是非まぜそばに挑みたいものです。