ラーメン銀閣

国道1号線名神高速京都南インターを南下、赤池交差点をこえてヤマダ電機の向い側(道路西側)、まわりはファミレスや回転寿司・焼肉店など大手チェーン店の立ち並ぶ国道沿いにぽつんとたたずむ昔ながらのラーメン店。

「ラーメン銀閣」

創業40年あまりだそうです。

国道1号を通ると必ず目にとまる「ラーメン銀閣」の看板。よくぞこの場所で、長年変わらず営業が続けられるものだと感心します。多分20年近くぶりの訪問、2000年台初訪問のはずです。

美味しかったという印象だけ、どんな味のラーメンだったかも記憶にありません。20年も経てば改装したりして店の雰囲気も変わっているはずなのに、このお店は全く変わった感じがしません。駐車場の位置、店の看板、店内のしつらえ、メニュー・・・なにか懐かしさを感じるくらい以前のままの雰囲気。

ラーメンは、鶏ガラ豚骨の白濁したスープに少し柔らかめの麺、シナチク、チャーシュー、九条ねぎのシンプルなラーメンです。

鶏ガラと豚骨を煮込んでスープを取りましたといった素朴なスープです。スープに漂う豚骨臭は、懐かしさを感じさせてくれます。(最近豚骨臭の強く感じられるラーメンは少なくなったように思うのです。)

最近のラーメンは、魚介ブレンドとかなんとかの香味油とかいろいろと手間を凝らした味わいでおいしいく進化して行ってますが、ラーメン銀閣のように京都ラーメンの原点である鶏ガラ豚骨をストレートに味わうラーメンもやっぱり美味しいと再認識させられました。

ラーメン銀閣 餃子

ラーメン以外のメニューは、ヤキメシと餃子しかありません。(ライスはありますよ)小ぶりの餃子は、独特の味わいです。ラー油の入ったピリ辛で、野菜のシャキシャキ感が残り、かつジューシーな味わい。焼き加減もいい感じで美味しい餃子です。

交通量の多い国道沿いで、時間帯によっては結構混んでいて駐車しにくかったりするのでなかなか足が向かなかったのですが、今回久しぶりに銀閣のラーメンを味わって近いうちにまた来たいなと思った次第です。