京都市北部、北山堀川の交差点を少し南に入った東側。細いビルの2階。
同地でおそらく40年近く営業されているステーキハウス
「ピーピングトム」
年に数回訪問させてもらっているお気に入りのお店です。
ムショウにここのステーキが食べたくなるときがあるのです。
「ピーピングトム」のステーキは独特のスタイルで、ピーピングトム」でしか味わえません。
ステーキと言っても鉄板焼などの高級ステーキではありません。それを思って来店すると大きく期待を裏切られるでしょう。どちらかと言うとバーベキューとか焼肉の感じです。
赤身の肉のブロックを注文を受けてカットして炭火でカリッと焼き上げる。
焼いたお肉を網の上で一口サイズにカットしてお皿に盛り付け提供する。
お肉はおろしポン酢でいただく。
お肉は、表面はカリッと焼きあがり内側はミデアムレア。
赤身で歯ごたえはしっかりしていて味わいはジューシー。
油っこさがまったくなくあっさりしていていくらでもいける。
何年たってもいつもの味わいです。
肉は、脂身のない赤身。味わいはハラミに近いように思います。
はっきりとどこの部位かはわかりませんが、提供されているお値段を考えると輸入肉の赤身の内臓肉ではないかと想像します。
ただ、肉のブロックをカットして提供するだけだと、その時々の肉質によって味にばらつきが出るはずで、これだけ安定した味わいで毎回提供できないように思うのです。
なのでこれは想像ですが、何らかの熟成加工をしているのではないかと・・・
ドライエイジングとかは手間と時間がかかるので、肉質を柔らかく旨味を安定させるような液に何日か漬け込むなど・・・・?
いずれにしても、赤身のお肉をジューシーな味わいに焼き上げたステーキをいつ行っても同じ味で提供してくれて、300gを2千円あまりで食べさせてくれる。
「ピーピングトム」は、お気に入りのステーキハウスなのです。