PlayStation VR サマーレッスン

「サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム(基本ゲームパック)」¥2,980-。発売前から評判で評価の高いソフトであったので、即購入ダウンロードしました。

他の体験版ソフトとは、ちょっと違った路線で家庭教師として女子高生との7日間のコミュニケーションを体験すると言うもの。ちょっと現実的ではない可愛さの宮本ひかりちゃんに勉強を教えたり、雑談をしながら彼女のステータスアップをしていくゲームです。

課題を選び、適切なアドバイスをして、喜ばれる雑談をする・・・いわゆる恋愛シュミレーションゲームのプレイスタイルですね。適切な選択をすると高感度が上がりよりステータスアップがアップする。ゲームとしては、どうということもないおそまつな内容です。一般的な立ち絵であれば誰も見向きもしないでしょう。

でも、現時点での「VR」という技術の上ではこの内容でゲームが成立してしまい、高い評価を得ることができるのです。

「VR」という異次元の技術では、内容は2の次3のつぎなのです。映像体験がすべてで、こんなこともできるんだ!という期待値が大きいのです。

この「サマーレッスン」では、宮本ひかりという女子高生の存在感。目の前に存在する姿のリアルさ。近づいてきた時のドキドキ感。話しかけた時のかわいらしい仕草。全てにおいて今まで体験してきたゲーム内でのコミュニケーションとは次元の違う存在感に圧倒されてしまいます。

この体験は、過去に恋愛シュミレーションゲームなどをプレイしてきた方なら想像できると思うのですが、立ち絵を相手にコミュニケーションしてキュンキュンしていたのが、宮本ひかりという女子高生のようなよりリアルなVRでプレイしたらどんなことになっちゃうのってたぶん想像してしまうと思うのです。

そんな「VR」技術に対する期待感が高い評価を与えることになっているのでしょうね。

多分、あと何回かプレイしたら飽きるとは思うのですが、この「サマーレッスン」と言うソフトは恋愛シュミレーションゲームの未来に大いに期待を抱かせてくれるソフトとして個人的にも高い評価にたいしてまったく異論はありません。