「Dyson Pure Cool TP04 IB」を購入して、前回は箱開けと組み立てを紹介しました。今回は機能面の紹介をしてみましょう。
「Dyson Pure Cool TP04 IB」は、2018年4月発売の最新機種です。前バージョンの「TP03」や前前バージョンの「TP02」も見た目ほとんど同じで4万円前後で販売されています。特にこだわりがなければ1万円以上安く手に入る前バージョンで必要十分だとは思います。
ただ私にとっては、最新機種で「首振り機能」が強化されたのと「ディヒューズモード」が追加されたことが大きなポイントとなり、また消費電力やAUTOモードほか全体的な性能の底上げが見られるので最新機種を選ぶことにしました。
Dyson Pure Cool TP04 IB
主な機能
ディヒューズモード
空気清浄の際、風を前に吹き出すのではなく後ろ側に吹き出させる機能。これにより風に当たりたくないときでも空気清浄機能を働かせておくことができる。(TP04からの新機能)
吹き出し口を壁に向ければこの機能がなくても同じことなのですが、スイッチひとつでできることが便利なのです。
350°首振り機能
新しい350°首振り機能により、部屋全体の空気を循環させることができます。
首振り角度はを45°・90°・180°・350°の4段階で設定できます。(TP03までは70°程度)
空気循環を考えると350°まで回転するのはありがたいです。前バージョンでは振り幅が小さすぎると感じていたので。
AUTOモード
空気中に浮遊する粒子状物質(PM2.5、PM10)やVOC(揮発性有機化合物)、NO2(二酸化窒素)を自動で検知・分析し、リアルタイムでお知らせします。AUTOモード設定をしておくと空気の汚れを検知すると自動で空気清浄を開始します。(TP04でバージョンアップ)
ディスプレイでも空気の状態が表示され確認できるようになりました。
ナイトモード
静音運転に切り替わり、LCDディスプレイも減光しますが、引き続き空気の状態をモニターし、反応、清浄します。
Dyson Link アプリ
「Dyson Link アプリ」(iOS&Androidアプリ)から、設定地域の現時点での天気・気温・湿度・空気環境と自室の環境が表示されひと目で空気の状態を把握できます。左下のリモコンアイコンからスマホでリモコン操作でき、右下の予約アイコンからスケジュール予約を行えます。これらの操作は、WiFi環境があれば外出先からも確認・操作が可能です。
スマホでリモコン操作できるのは便利ですね。スマホだとほぼ手元に置いているのでいちいちトップにマグネットでひっついているリモコンを取りに行く必要がありませんから。温度とか湿度(の目安)とか空気の状態も同時に確認できるのもいい感じです。Amazon Echo(Alexa)なら音声操作も可能らしいです。(持ってないけど・・・)
高機能フィルター
活性炭フィルターが有害なガスを除去。密閉性の高いグラスHEPAフィルターが、PM 0.1レベルの微細な粒子を99.95%除去します。前バージョンより活性炭が3倍・グラスHEPAフィルターも強化大型化され空気清浄機能の大幅な強化が図られています。
フィルターの交換時期はディスプレイやアプリから通知されます。1日12時間の使用で1年が目安とのことなので1日6時間程度なら2年程度は持つということでしょうか。
主な仕様
前バージョンからの大きな仕様変更は、
・重さが約1.3kg増えた。
・消費電力が、最小3⇒6w・最大56⇒40wになった。
・大きさが、すべて3cm程ふえ一回りサイズアップしている。
と言ったところです。
今回から動作音の大きさが表示されました。最小28.1dB 最大51.9dB となっています。
ちょっと調べてみると
50dB 静かな事務所、木々のざわめき
30dB~35db 郊外の深夜、病室内、落葉の音
という感じなので、音質にもよるかもですが、かなり静音仕様になっているように思われます。
実際の使い勝手は、これから暑くなりフルに使うようになってから、改めて記事にさせてもらいます。
追記:日中室温が30℃近くになる日がぼちぼちあり、そんなときはエアコンを27℃程度の温度設定にしてタワーファンを風量5程度で回してみました。真夏だと30℃以上の気温のときはエアコンの設定を23℃ほどにしてちょうどいいくらいなのですが、タワーファンからの風が心地よく27℃でも十分過ごしやすかったです。空気が循環してまんべんなく冷えている感じです。真夏だとどうかはわかりませんが、エアコンとファンの組み合わせは悪くなさそうです。風量5だと動作音はさほど気になりませんでした。
追記:1年あまり使ってみての感想。出しっぱなしでフルで活躍してくれています。買ってよかった♪夏場は上記の通りエアコンと適度な首振りファンの組み合わせで設定温度が高めでも快適です。冬場はエアコンと電気カーペットの組み合わせプラスファンで天井にたまりがちな暖気を部屋全体に行きどどかせて足元も快適な暖かさになります。冬場のファンは直接風に当たりたくはないので一方向に向けたままで可動させていました。春や秋は少し暑い日にそよ風を送ってくれます。ディフューズモードは使うことはほとんどありませんでしたね。空気清浄機能も特に意識していなかったのでどれほどの効果があるのかはあまり認識できていません。いずれにしても、年中部屋に出しておいても違和感のないデザインであることとエアコンとの組み合わせは相性抜群で私の部屋には欠かせない存在なのは間違いありません。それにアレクサでリモコンを使わず操作できるのも気に入っているのですよ。
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“「Dyson Pure Cool TP04 IB 空気清浄タワーファン」を選んだ理由。” への3件のフィードバック