Specialty Coffeeの基準は、ワインのテイスティングのように「カッピング」により点数評価します。
カップの評価項目はFLAVOR(フレーバー)AFTER TASTE(後味の印象度)ACIDITY(酸の質)MOUTH FEEL(口に含んだ質感)CLEAN CUP(カップのきれいさSWEET(甘さ)BALANCE(ハーモニー均等性)OVERALL(総合評価の合計8項目から成り立ちます。
※各項目8点満点+基礎得点36点=100点満点
SCAJ・COEのカップ評価で80点以上がスペシャルティコーヒーです。
AMANO COFFEE ROASTERS ホームページより
今宮堀川の「グランディール」の隣に、昨年11月にオープンしたスペシャリティコーヒー専門店。
なんか新しいお店ができたなーと認識していたのですが、コーヒー豆専門店のようだったのでスルーしていました。珈琲は毎日欠かさず飲んでいて、サイフォンから始まり、ネルドリップ、ペーパードリップ、水出しなど一通りのことは試して来て当然グラインダーも持っていたりするのですが、最近はスタバなんかで済ますようになり、自分で珈琲を入れることをしなくなっていたのです。
スタバの味にも飽きて、今はカップにセットしてドリップする簡易なドリップ珈琲で手っ取り早く済ませていたのですが、それもあまり美味しくなくて、そろそろドリッパーでも買おうかなと思案していたところです。
そこで先日紹介した「siroca SC-A-130」を手に入れたので、ちょっとお店を覗いてみることにしたのです。
訪れて初めてスペシャリティコーヒー専門店であることを知った次第です。
カウンターには、10種類あまりの珈琲の生豆とロースト豆がなれべられ、説明書きも丁寧でわかりやすい。その横に試飲用のフレンチプレスコーヒーが配置されています。店主に小さな紙コップをもらうと自由に試飲させてもらえます。
キリマンジャロとかマンデリンとかブラジルとか一般的なストレートコーヒーのほかパプアニューギニアとかきいたことのないような豆も並んでいたりします。浅い目の中煎りの感じでフルーティーさや爽やかな酸味を楽しむような味わいの豆が主体のようです。
店主によるとスペシャリティコーヒーは、ワインのようなテイスティングで豆本来の香りや味わいを楽しむらしいですね。がぶ飲み派の私にとってはそんな上品な味わい方はできそうにありませんが、自分の好みに合った味わいかどうかぐらいはわかるつもり。フルーティーで酸味のきいた味わいものが揃っているのでこちらの豆は口に合うように感じました。
一通り試飲して程よい酸味がいい感じの「パプアニューギニア マウント・ウィルヘルム」を250g購入。お値段は、100gで650円(税別) 250gで1300円 で他のものも50円程度の違いでだいたい同じような価格帯です。
酸化防止のために密閉された袋もなかなかオシャレです。
紙コップでではありますが、テイクアウトもしくは店内立ち飲みで珈琲も提供されています。フレンチプレスかドリップを選べるとのこと。1杯390円(税別)です。
多分、普段のみでこちらの珈琲を選ばないとは思いますが、贅沢な気分を味わいたいときにこれからもたまには訪れることになるのでは・・・なんて思ったりしています。