あいかわらず月に1〜2回のペースでネットカフェで数時間コミックを読んでいるのですが、最近はもっぱら新刊を追うばかりで興味を引く作品を見つけられずにいます。
作品は、基本一気に楽しみたいので新しく手を出すのは最低でも10巻以上続いているか、完結している作品にしているのです。せめて1〜2ヶ月程度で続きを出してくれるならいいのですが、そんな作品はほとんどなくって1年以上続きが出ない作品も少なくなく、そうなるとストーリーもあやふやでいちから読み直さないと・・・ともやもやしがちになるのですよ。
なので、ほとんどの作品には結局もやもやさせれれながら新刊を待ち続けることになるのですが・・・ということで、ここ1年くらいに読んだ作品でおもしろかったかな?と思える作品を紹介します。
風の大地
1990年から30年近くビッグコミックで連載されている作品です。流石に70巻を超える作品で手を出すのをためらっていたのですが、思い切って読み始めてほんとうに良かったと思える作品でした。
若き日の中嶋常幸が登場するような今から四十数年前のプロゴルファーの物語です。今世界で活躍する松山英樹のような実力を持ったプレイヤーが当時のメジャーのトッププレイヤー達と競い合うという人間模様を描いた話なのですが、主人公の半端ないハングリーさと謙虚さに感動を覚えさせれれます。
黄金のラフ
こちらもゴルフマンガですが、風の大地とは真逆なギャグ要素の強い笑える作品です。「黄金のラフ」が33巻で完結していてその続きが「黄金のラフ2」になります。
実力がありながら常にバーディー狙いで無茶なショットをするため、いつもトラブルショットに見舞われるゴルファーの物語。悪役キャラのマイト竿崎とかニトロ竿崎とかまんまな感じは大丈夫なのだろうか?などと心配になる。
空母いぶき
中国が沖縄に攻めてきたら・・・という架空設定の戦闘シミュレーション的お話です。かわぐちさんの自衛隊を描く物語はだんだんリアルに刺激的になってきているような気がします。でも面白い。
進撃の巨人
20巻くらいまでで止まっていたのですが、アニメのシーズン3が放映中で現在28巻まで話が進んでるのでつづきを読み進めてみました。ちょうどアニメで進行中の話でとうとう世界の秘密が明らかになりました。立体機動装置の躍動感や巨人の迫力が存分に表現されているアニメの仕上がりはほんとうに素晴らしいですね。
BLUE GIANT
主人公の宮本大がジャズに出会い、サックス奏者として成長していく物語。海外へ修行のたびに出るまでが「BLUE GIANT 」10巻で完結。続編「BLUE GIANT SUPREME」で海外での活躍が描かれている。
宮本大のサックスに向き合う真摯な姿とジャズ奏者としての資質が周囲を巻き込み紡がれていく感動の成功物語。ぜひ一読してください。
凍牌
昼は学生・夜は麻雀打ちという二重の生活をしている高校生の少年が、氷のKと呼ばれヤクザの代打ちとして活躍する少年雀士の物語。命をかけた麻雀の戦いが描かれます。いっぱい死にます。「凍牌 〜人柱篇〜」は16巻で完結、「凍牌 〜ミナゴロシ篇〜」で物語が続いています。
約束のネバーランド
大人はママと呼ばれる寮長だけ。主人公のエマは、里親が見つかるまでの間、塀に囲まれた孤児院で小さな子どもたちとともに幸せに暮らしていた。その恐ろしい事実を知るまでは・・・孤児院を脱出するまでのエマ達とママの頭脳戦。脱出後の鬼達との壮絶なバトル。手に汗握る展開と独特の世界観が面白い作品です。
ベルセルク
中世ヨーロッパ的、剣と魔法のダークファンタジー。復讐をテーマにした重厚なストーリーは大変面白いのだが、完結するのか心配な作品の一つ。30年かかって40巻、最近は1年に1冊のペースだがまだまだ先が見えない。
彼方のアストラ
5巻完結のスペースSFストーリー。生徒だけで5日間を過ごす課題のため惑星キャンプに参加した高校生10人が原因不明の光に飲み込まれ5千光年先の宇宙空間に放り出されるという遭難事故に遭遇する。遭難先にあった宇宙船でメンバーが協力して帰還を目指す宇宙漂流物語。「このマンガがすごい!2019」オトコ編で3位。サスペンス&ミステリー&ギャグありの冒険物語は、数時間の一気読みで楽しめるおすすめの作品です。この夏アニメ化されます。