京都駅地下街ポルタの東端、地下鉄改札から八条口に通じる連絡路に向かう東側にあるうどん屋さんです。以前から気になっているお店だったのですが、結構繁盛していて、お昼時だと満席でなかなか入る機会がありませんでした。
店外に食券の自動販売機があり、そこで食券を購入してカウンターでうどんを受け取るシステムです。かけうどんやざるうどんが380円とお手頃な値段でうどん単品だと600円前後の価格設定になっています。
店先には、小麦粉の袋が山積みされていて、北海道産の小麦を使った店内手打ちうどんが売りのお店です。
なにを注文しようかとちょっと迷ったのですが、一番気になった「鶏卵カレーうどん」を「とり天」のトッピングされたものを選択。他でも見たことのない初めて味わうメニューです。
「とり天鶏卵カレーうどん」890円です。
鶏卵うどんの汁は、あんかけの汁にたっぷりの溶き卵を混ぜたもので、それをカレーうどんの上に掛けとり天を3切れトッピングされています。カレー汁と鶏卵汁の2層になった珍しいうどんですね。この味わいは確かに初めてです。カレーとあんかけ溶き卵の味わいが混ざり合ったカレー風味の鶏卵って感じで優しくもスパイシーなかなり美味しい逸品です。
うどんは、讃岐うどんほどではないですが、少し腰のあるツルッとしたのどごしの手打ちらしい美味しいうどんです。繁盛しているのもうなずけます。
「とり天」は、多分胸肉でしょう。胸肉ながらパサパサ感のないしっとりした肉感で、とろっとした鶏卵汁をまとってジューシーな味わいになっていて、鶏卵カレーうどんとの相性は抜群です。親子カレーうどんといったところですね。
牛すじうどんもかなりきになるメニューです。次は、「旨辛ラー油の特製つけ汁牛すじうどん」をいただきたいと思います。
追記(2020.01.23)
1ヶ月ぶりの再訪です。今回は前に書いていた通り「旨辛ラー油の特製つけ汁牛すじうどん・温」600円をいただきました。
茹でたての温かいうどんの上に牛すじ煮込みがトッピングされています。
つけダレは、そのまますするには濃く甘みの効いたそばつゆのような味わいです。たっぷりすぎるくらいの量がありつゆの中には、パリッと揚げられた小麦粉のせんべいのようなものが入っています。他には刻みネギと唐辛子(ラー油)それに生卵。
潰した黄身を絡めるようにうどんをつゆに浸していただきます。濃いめのつゆがうどんと絡むとちょうどいい塩梅になり、揚げ煎餅のパリッとした食感がアクセントになっています。汁に浸かっていながらシナっとなること無く最後までパリパリの食感でいただけました。あまりラー油は感じられませんが唐辛子のピリ辛はちょうどいい感じです。
うどんにトッピングされている「牛すじ煮込み」は濃すぎない味付けで、濃いつゆの絡んだうどんとの相性はなかなかのものです。「つくもうどん」は、なかなかの個性豊かな他では味わえないメニューが揃っているユニークなうどん屋さんですね。
追記(2020.02.20)
またまた1ヶ月ぶの訪問です。行きつけのお店になりつつありますね。今回は「鶏天ざるうどん」です。
うどんを味わうにはシンプルなざるうどんが一番ですね。刻みネギとおろし生姜を入れさらに天かすを投入したつゆにたっぷり浸して味わうつるつるしこしこなうどんは格別です。腰のある手打ちうどんは、冷たいほうが歯ごたえものどごしもより良く味わえていいですね。値段も鶏天3個盛りで530円とお手頃なのです。