「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」14巻でシリーズ完結!

シリーズが完結するとわかっていたので、なかなか手がつけられず発売から3ヶ月がたち、4月からアニメの完結編シーズン3が始まることを知りそれまでに読んでおこうと決心し読み終えることができました。

2011年から9年で完結したラブコメライトノベルです。わたしとしては、2013年のアニメ1期が終わり続きが気になり読み始めたので7年間も追い続けて完結を見ることができた作品になります。また、この作品をきっかけにライトノベル作品を楽しむようになったと言って間違いない印象深い作品なのです。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

あらすじ

主人公の比企谷八幡は、千葉市立総武高等学校に通う高校2年生。入学式の日に車に轢かれそうになっている犬を助け自分が事故に巻き込まれ入院することになる。結果、高校デビューにつまずきクラスで孤立し、友達を作ることを諦めて「一人ぼっち」を極めようとしていた。高校生活を謳歌するリア充を嫌い、屁理屈を捏ねクラスになじまずひとり独自の道を歩む八幡であったが、生活指導担当の教師・平塚静に目をつけられ、「奉仕部」に無理矢理入部させられる。

そこで、奉仕部部長の雪ノ下雪乃と出会う。彼女はは、校内一の才女として知られる才色兼備な美少女ながら、八幡と同じく人付き合いが不器用で友人と呼べる同級生はおらず放課後は部室で一人読書に励んでいる。

八幡と雪乃は「ぼっち」という境遇はにているものの考え方は真逆で早々に意見が衝突することになる。静はそんな二人に対し「どちらがより多く奉仕部に持ち込まれた依頼を解決できるか」という勝負を命じる。

最初の依頼人である由比ヶ浜結衣は、八幡と同じクラスでスクールカーストの上位のグループに属していて、メンバーの空気を気にしながらいつも明るく振る舞っている少女であった。結衣も奉仕部に加わり、性格も考え方も異なる3人で「奉仕部」の活動が始まる。

舞い込む相談に対して雪乃は正論で、正論では解決が難しい相談は八幡の斜めしたを行く彼独自の理屈に基づく変則的な方法で解決していく。そんな奉仕部の活動を通して三人の関係は少しずつ良い方向に変わっていくのであった。

「ぼっち」の八幡や雪乃も奉仕部の活動を通して仲間の輪が広がり、中二病全開の材木座義輝、テニス部員で男子だが可愛い女子にしか見えない戸塚彩加、一見すると無愛想で近寄りがたいが本当は家庭的で家族思いの川崎沙希、何でもそつなくこなすスクールカースト上位の人間である葉山隼人などふつうでは関わりを持たない人達との交流も深まり・・・

という感じで、修学旅行・生徒会選挙・文化祭・他校との交流イベントなどなど様々な問題にかかわりながら、「奉仕部」の三人とその周りの友人や家族を含め恋愛や友情、家族の軋轢などさまざまま心情やそれに伴う関係性の変化を高校生目線で思い悩む姿を描き出しています。それに加え平山静の教師として必要なときには適格なアドバイスを送りながら優しく見守る姿や、雪乃の姉・陽乃の姉目線でみる雪乃や八幡に対する愛情に満ちたチョッカイなども重要なファクターになっていたりします。

感想など

続巻の発売を一番心待ちにしていた作品であり、とりあえずはいい感じで完結まで描ききってくれたことには作者の渡先生には感謝したいですね。アニメシリーズ2期の最後、原作の12巻辺りからは「奉仕部」の三人の関係性に大きな変化が生じストーリーの展開も結構重い内容になっていきます。なので読者的には最後の落とし所はどう持っていくんだろう・・・と。どっちに転んでもどちらかには辛い展開が待っていてかなりやきもきさせられました。

最後は、まさかのダブルプラム。一応の伏線は張ってあったようですがそういう展開になるとはと少し驚かされました。再度プラム展開の時点でだいたい予想は付きましたが、まぁ収まるところに収まったって感じでしょうか。できればもう一つのルートのアナザーエンドの最終巻も書いてほしい感じです。いやぜひ書いてください。

とはいえ、最終的には「奉仕部」三人はいい関係が続きそうな感じのきれいなエンディングになっていたのでなんかほっとさせられました。